古典探究 2027年度版
高校の古典探究のうち、覚えて確かめられるところの全範囲。紛らわしい語の識別、主語の補い方、多義の古語、漢文の助字と多義の字、作品の種類と表現の特色を扱います。活用や基本の句法は「言語文化」のノートが前提です。
登録しなくても、このページからすべてのノートを読めます。みならいノート(無料)に取り込むと、ノートに書かれた問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
高校の選択科目「古典探究」のうち、覚えて確かめられるところを集めたノート集です。
国公立大学の二次試験や私立大学の入試で、古文・漢文を一段深く読むための知識をカードにしてあります。
「言語文化」のノートを先に
「古典探究」は、必履修科目「言語文化」の上に積む科目です。このノートは古典探究で新しく足すところだけを扱います。
| 「言語文化」のノートにあるもの | このノートが足すもの | |
|---|---|---|
| 古文の文法 | 活用、助動詞・助詞の意味、係り結び、敬語の種類と主な敬語動詞 | 紛らわしい語の識別、意味の決め方、敬語から主語を補う読み方 |
| 古文の語句 | 古今異義語、古文にしかない語、呼応の副詞 | 意味がいくつもある語、連語と慣用句 |
| 漢文 | 返り点、再読文字、基本の句法 | 助字、意味がいくつもある字、同じ訓の字の使い分け、句法の組み合わせ |
| 表現 | 枕詞・序詞・掛詞・縁語・本歌取り・見立て | 典故、対句、押韻、物語の型、くり返し出てくる題材 |
| 作品 | 文学史の流れ | 作品の種類ごとの特徴 |
| 読み方 | — | 主語の省略と補い方、挿入句、文章の構成 |
活用や助動詞の意味があやしいときは、先に「言語文化」のノートで確かめてください。
大学入学共通テストの古文・漢文は「言語文化」の範囲で出題されます。共通テストだけが目標なら、「言語文化」のノートが先です。
このノートが担うこと・担わないこと
| 内容 | このノートの守備範囲 | |
|---|---|---|
| 知っていれば決まること | 語の識別、語句の意味、句法、作品の種類の特徴 | ここに直撃します |
| 読み方の手順 | 主語をどう補うか、どこまでが会話か、どこで話が変わるか | 手順をカードにしています。短い原文の例で確かめます |
| 初めて見る文章を読み通すこと | 長い本文を読んで設問に答える | 入っていません。読む練習は別に要ります |
根拠は学習指導要領
このパックのすべての節には、それが学習指導要領のどこにあたるかが書いてあります。
> 根拠: 学習指導要領 古典探究-(1)-ウ
これは「古典探究」の〔知識及び技能〕(1)「言葉の特徴や使い方に関する事項」のウ
「古典の文の成分の順序や照応,文章の構成や展開の仕方について理解を深めること」を指します。
入っているもの
番号は進める順です。01〜06 が古文、07・08 が漢文、09・10 が古文と漢文の両方にまたがります。
| フォルダ | 中身 |
|---|---|
| 01 古文の語句 | 意味がいくつもある形容詞・動詞、身分や宮中の語、連語と慣用句、和歌によく出る語 |
| 02 紛らわしい語の識別 | 「なむ」、「る・れ」と「らむ」、「し・しか・せ」、「を・に・が」 |
| 03 文語のきまりを深める | 助動詞の活用の型、「む」「べし」の意味の決め方、反実仮想と仮定、敬語の応用、和歌に多い語法 |
| 04 文の組み立てと読み方 | 主語の省略と補い方、挿入句と倒置、会話文と心内語、文章の構成、漢文の語順 |
| 05 古文の作品の種類 | 物語、日記・随筆・紀行、説話と評論、和歌・連歌・俳諧、近世の小説と劇 |
| 06 表現の特色 | 和歌の修辞を深める、響きとリズム、題材と美意識、物語の類型、典故 |
| 07 漢文の語句と助字 | 助字、意味がいくつもある字、同じ訓の字、漢文の重要語、句法の組み合わせ |
| 08 漢詩と漢文の種類 | 近体詩、古体詩と辞賦、思想の文章、史伝と寓話、漢詩の表現 |
| 09 日本の文化と中国の文化 | 漢文学の受容、諸子の思想と日本への影響、古典に表れる日本の文化の特質 |
| 10 言葉の変化 | 活用の変化、文法の変化、意味の変化と漢語 |
各フォルダの README に、中のノートと進める順が書いてあります。
古典の原文と現代語訳
古典の原文は、どれも教科書や古典全集に広く載る形で引いています。現代語訳・例文・解説はこのパックのために書いたものです。