復習(SRS)

ヘッダーの「復習」タブが、今日の復習の入り口です。タブには、いまやるべき枚数がバッジで表示されます。画面は「今日の復習」のダッシュボード(残り枚数と開始ボタン・連続学習日数・今日学習したカード・今後の復習予定・学習プラン)です。

復習画面の「今日の復習」

新しいカードを覚え始めるのはノート画面です。 復習画面は、すでに覚え始めたカードのうち期限の来たものだけを扱います。

このアプリの復習は、次の 4 つを軸にしています。①自分の力で思い出す ②その日のうちに間を空けて繰り返す ③似た話題を混ぜる ④覚えていたい期間に合わせて間隔を決める。

セッションの進め方

「復習を始める」を押すと、期限の来たカードが 1 枚ずつ出ます。進め方は、新規の導入(ノート画面)でも同じです。

  1. まず自分の力で思い出します。 答えを見る前に思い出そうとすること自体が、記憶を強く定着させます(テスト効果)。

  2. Enter(または「答えを見る」)で正解を表示します。

  3. 思い出せた / 思い出せなかった の 2 つから選びます。選ぶと、そのカードを次に出す日が決まります。

    • 思い出せた — 正解。次の間隔が決まり、後日また出ます。
    • 思い出せなかった — 今日のうちにまた出ます。

    むずかしさ(次の間隔)は自分で採点せず、正解・不正解の実績から自動で推定します。よく間違えるカードほど間隔が短く、ずっと正解できるカードは間隔が伸びます。各ボタンの下に、次に出るおおよその間隔が表示されます。

穴埋め・画像マスクは、答えを打ってから確かめます

答えを見てから「思い出せた」を押すと、見れば分かることを思い出せたと取り違えやすくなります。そこで、答えが短く決まっているカード(==穴埋め== と画像マスク)では、先に入力欄が出ます。打つまで答えは開きません。

穴埋めカードの入力欄に答えを打ったところ

答え合わせの後。正解が開き、○ か × が決まる

  • 打って 答え合わせ を押すと、正解が表示され、○ か × が自動で決まります。そのまま「次へ」で進みます。
  • 1 文字違いのときだけ「打ち間違いだった / 思い出せていなかった」を選べます。打ち間違いかどうかは自分にしか分かりません。
  • 思い出せないときは わからない を押してください。答えが出て、× として記録されます。
  • 空白・全角と半角・英字の大小・文末の句読点の違いは、正解として扱います。ひらがなとカタカナ、送り仮名の違いは別の答えです。
  • 穴が複数あるカードは、全部の欄に答えて 1 枚ぶんです。1 つでも違えば不正解になります。

表 / 裏のカード(```card の ? 区切り)は、答えが自由な文章になるので今までどおり自己申告です。

入力が面倒なときは、「復習」画面の学習プランにある 答えを打ってから確かめる を切ると、全部のカードが自己申告に戻ります。

似た話題は続けて出しません(インターリービング)

出題順は、同じノート由来のカードが続けて出ないように並べ替えられます。似たものを混ぜて学ぶと違いを見分ける力がつき、長期の定着が良くなります。少し難しく感じますが、それが狙いです。

間隔の決め方 — 「覚えていたい期間」に合わせる

このアプリは、正解のたびに間隔を倍々に伸ばしていく方式は採っていません。代わりに、どのくらい先まで覚えていたいか(覚えていたい期間)に合わせて間隔を決めます。

  • 間隔は覚えていたい期間よりずっと短く保たれます。たとえば半年(既定)なら、おおむね数週間おきに落ち着きます。
  • 短すぎる間隔よりはやや長めに取ります。
  • むずかしさ(間隔の長短)は、正解・不正解の実績から推定されます。範囲内で調整されるだけで、際限なく伸びることはありません。

覚えていたい期間は「復習」画面の学習プランにある 覚えていたい期間(日) で変えられます。長くするほど、1 回ごとの間隔も長くなります。

復習をやらなかった日があったら

期限の来たカードは消えず、翌日にそのまま繰り越されます。 ペナルティはありません。カードは採点されるまで「期限切れ」のまま待っていて、次に「復習」タブを開いた日の復習として出てきます。

  • 何日か分たまっても、一度に全部は出ません。1 日の上限(学習プランの「1 日の問題数」)までが今日の復習になり、残りは翌日以降に順にまわります。「今後の復習予定」のグラフもこの繰り越しを織り込んで表示されます。
  • ひとつだけ注意: やらなかった分の間隔は伸びません。遅れて正解した場合、次の間隔は採点した日を起点に決まるので、復習が遅れたぶんだけ全体の予定も後ろにずれていきます。ためるより、毎日少しずつがおすすめです。

「復習」画面の見かたと設定

  • 今日の復習 — いまやる復習の枚数と、開始ボタン。1 日の上限を超えたぶんは翌日以降にまわります(詰め込み防止)。期限の復習が無い日でも、まだ覚え始めていない(未習の)カードが残っていれば「まだ導入していないカードが N 枚」と、そのノートを開くボタンが出ます。取り込んだばかりの vault は全部が未習なので、ここから始めてください。
  • 連続学習日数 — 続けて学習した日数(炎アイコンのバッジ)。
  • 今日学習したカード — 今日採点したカードの一覧。○×付きで見返せます。
  • 手直しが要るカード — 何度も思い出せていないカードの一覧(出るのは、そういうカードがあるときだけ)。間隔をいじっても直りません——たいていは 1 枚に 2 つのことが入っている・手がかりが足りない・答えが長すぎる、といったカードの作りが原因です。「直す」を押すとそのカードの場所へ飛べます。
  • 今後の復習予定 — この先の各日に期限が来る復習の見込み枚数のグラフ。
  • 学習プラン
    • 1 日の問題数(復習) — 1 日に出す復習カードの上限。超えたぶんは翌日以降にまわります。
    • 覚えていたい期間(日) — 間隔を決める基準(上記)。
    • 答えを打ってから確かめる — 穴埋め・画像マスクで入力欄を出すかどうか(既定は出す。上記)。

カードを直しても、復習の記録は残ります

誤字を直す、言い回しを変える、1 枚を 2 枚に割る——直したカードの復習履歴は自動で引き継がれます。「直すと最初からやり直しになる」ということはありません。

  • 引き継ぐのは同じノートの中で、直す前とよく似たカードが1 枚だけ見つかったときです。判断がつかないときは動かしません(記録が消えることはなく、そのまま残ります)。
  • Obsidian など他のアプリで md を直した場合も同じです。次にみならいノートで開いたときに貼り直されます。
  • 別のノートへ切り取って貼り付けた場合は引き継ぎません。

新しいカードを覚え始める(ノート画面)

未習のカードがあるノートを開くと、タイトルの右に 「カード」ボタン(スマホはカードのアイコン)が出ます。押すと、その場(本文の代わり)でそのノートの新規カードを導入するセッションが始まります。進め方は復習と同じで、ボタンは「ノート」に変わり、もう一度押すと本文に戻ります。

ブラウザ版では代わりに 「復習 N」ボタンが出ます。期限の来たカードがあればその復習、無ければ未習カードの導入が、同じように本文の代わりに始まります。

  • 配っているノート(教材)も、読みながらその場で覚え始められます。 カードを開いて答えを見ると、下に「思い出せた / 思い出せなかった」が出ます。押した記録は普通のノートと同じで、以降は期限が来るたび「復習」タブに出ます。
  • 新規カードに 1 日の上限はありません。自分のペースで好きなだけ導入できます。
  • 一度導入したカードは、以降は期限が来るたび「復習」タブに出ます。
  • サイドバーのノート行に出る青いバッジが、そのノートの未習カードの枚数です(フォルダの行では配下の合計)。