みならいノート

地学基礎 2027年度版

日本の地震と火山

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「地学基礎」の内容 (2) ア (イ) ㋑「日本の自然環境」。
地震と火山活動のしくみは 地震 と 火山活動 で扱ったので、ここは日本という場所で、
それが人の暮らしに何をもたらすか
——災害と恵みの側から見る。

0. どういう論点か

日本に地震と火山が多い理由は 1 つ、プレートが沈み込む場所にあるからです。
そして重要なのは、災害と恵みが同じ原因から来ていることです。

同じ原因 災害として 恵みとして
沈み込みによる地殻変動 地震・津波 変化に富んだ地形、良港
地下の熱とマグマ 噴火・火砕流・火山灰 温泉・地熱・肥沃な土壌・景観

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 日本で地震が起きる場所

根拠: 学習指導要領 地基-(2)-ア-(イ)-㋑

日本で地震が多いのは、地球全体のどんな場所にあたるから?

4 つのプレートが集まり、海洋プレートが沈み込んでいる場所だから

世界の地震の多くが、こうした沈み込み帯に集中している。

日本で起きる地震を、起きる場所で 3 つに分けると?

①プレート境界の地震 ②沈み込んだ海洋プレート内の地震 ③内陸の浅い地震(活断層)

どこで起きたかによって、揺れ方も被害の出方も違う。

海溝型の巨大地震で、特に警戒されている場所は?

南海トラフや日本海溝の沿い

過去にも繰り返し大きな地震が起きている。

内陸の活断層による地震は、規模のわりに被害が大きくなりやすい。なぜ?

震源が浅く、真下で起きるから

マグニチュードが中くらいでも、震度は大きくなる。

同じ規模の地震でも、場所によって被害が大きく違うのはなぜ?

地盤の性質(やわらかい堆積層では揺れが増幅される)や、人口・建物の密集ぐあいが違うから

自然現象の大きさと、災害の大きさは別。

日本の地震で、揺れのほかに警戒しなければならないものは?

津波、液状化、斜面の崩壊、火災

揺れが収まってから被害が広がることもある。

海溝型地震で津波が起きやすいのはなぜ?

海底が大きく上下に動くから

揺れが小さくても、津波が大きいことがある。

2. 日本の火山

根拠: 学習指導要領 地基-(2)-ア-(イ)-㋑

日本に火山が集中して並んでいるのは、どんな線に沿って?

海溝と平行な、火山フロントより内陸側

沈み込んだプレートが水を出す深さが決まっているため。

日本の火山活動がもたらす災害を挙げると?

火砕流、火山灰の降下、溶岩流、火山泥流、噴石

噴火の様式によって、警戒すべきものが変わる。

火山灰が広い範囲に被害を与えるのはなぜ?

風に乗って遠くまで運ばれ、交通・電気・農作物・健康に影響するから

噴火口から遠くても無関係ではいられない。

日本で火山の恵みとして利用されているものを挙げると?

温泉、地熱発電、肥沃な土壌、観光資源としての景観

災害をもたらす地下の熱と、同じものを使っている。

カルデラや火山の地形が、日本の景観をつくっている例は?

阿蘇のカルデラ、富士山の成層火山、火山の堰き止めでできた湖など

観光地の多くが火山と結びついている。

火山と地震のどちらも多いことは、日本の地形に何をもたらした?

山がちで起伏が大きく、平野が狭い地形

急な川、深い谷、変化に富んだ海岸線もここから来ている。

3. 日本の自然を、どう受け止めるか

根拠: 学習指導要領 地基-(2)-ア-(イ)-㋑

この科目の最後に来る考え方です。災害は「ふだんの自然のはたらきが、人の暮らしと
重なったとき」に起きます。
自然をなくすことはできないので、重なり方のほうを変える——
それが次の 自然災害の予測と防災 につながります。

「自然災害」は、自然現象そのものと同じもの?

違う。自然現象が、人の暮らしと重なったときに災害になる

同じ規模の地震でも、人が住んでいなければ災害にならない。

日本の自然の特徴を、ひとことでまとめると?

変動帯にあるため災害が多いが、その同じ条件が水と地形と温泉の恵みを生んでいる

危険と恵みは切り離せない。

日本で水資源が豊かなのは、どんな条件による?

降水量が多く、山がちで川が急なため、水が循環しやすいこと

ただし、同じ条件が洪水や土砂災害も起こす。

日本の自然環境を学ぶ意味は、地学基礎ではどう位置づけられている?

自然の恵みと災害の両方を理解し、防災・減災に生かすこと

しくみを知ることが、備えの出発点になる。

このノートの 17 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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