if節とseemの文
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 高等学校 エ(ア)b(a)・c(a)・e(a)(b)。
0. どういうまとまりか
高校で加わる文型のうち、節や不定詞が動詞の後ろに来る形を扱います。
| 形 | 例 |
|---|---|
| 主語+動詞+ if で始まる節 | I wonder if the place is open today. |
| 主語+動詞+間接目的語+ if で始まる節 | I asked her if she was free. |
| 主語+ seem など+ to 不定詞 | John seems to know a lot about movies. |
| It + seem など+ that で始まる節 | It seems that many of us are afraid of change. |
この if は「もし」ではありません。「〜かどうか」という意味で、whether に置き換えられます。
条件の if(仮定法 や中学の接続詞)とは別物です。
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- 「〜かどうか」の if 節は名詞のかたまり(目的語になる)
- 条件の if 節では未来を現在形で書くが、「〜かどうか」の if 節では will が使える
- seem to ~ と It seems that ~ は書き換えられる
1. 「〜かどうか」の if
根拠: 学習指導要領 高-エ-(ア)-b-(a)
Do you know ____ the shop is open today?
その店が今日開いているかどうか、知っていますか。
その店が今日開いているかどうか、知っていますか。
if
この if は「〜かどうか」(whether と同じ)で、「もし」ではない。wonder / know / ask / see などの目的語になる名詞のかたまりを作る。
I don't know if it ____ tomorrow.
明日雨が降るかどうか分かりません。
明日雨が降るかどうか分かりません。
will rain
節の働きが違う。条件の if は副詞のかたまりで未来も現在形で書く(If it rains tomorrow, I will stay home.)。「〜かどうか」の if は名詞のかたまりで will が使える。未来のことに will を使えるかどうかで見分けられる。
I wonder ____ the place is open today.
その場所が今日開いているかどうか気になります。
その場所が今日開いているかどうか気になります。
if
wonder の目的語になっている。
Please tell me ____ you can come to the party.
パーティーに来られるかどうか教えてください。
パーティーに来られるかどうか教えてください。
if
tell の「何を」にあたる位置。
2. 「だれに」+ if 節
根拠: 学習指導要領 高-エ-(ア)-c-(a)
She asked me ____ hungry.
彼女は私に、おなかがすいているかどうか尋ねました。
彼女は私に、おなかがすいているかどうか尋ねました。
if I was
ask + 人 + if 節で「人に〜かどうか尋ねる」。「だれに」が先、if 節が後(中学で習った SVOO と同じ語順)。
I asked her ____ she was free.
私は彼女にひまかどうか尋ねました。
私は彼女にひまかどうか尋ねました。
if
her(だれに)→ if 節(何を)の順。
時制の一致で was になっている。
3. seem を使う文
根拠: 学習指導要領 高-エ-(ア)-e-(a)
She ____ her new school.
彼女は新しい学校が気に入っているようです。
彼女は新しい学校が気に入っているようです。
seems to like
seem to ~ は「〜のようだ」「〜らしい」。seem のほか appear / happen / prove も同じ形を取る。
John ____ a lot about movies.
ジョンは映画についてよく知っているようです。
ジョンは映画についてよく知っているようです。
seems to know
to の後ろは動詞の原形。
He seems ____ sick last week.
彼は先週、病気だったようです。
彼は先週、病気だったようです。
to have been
seem より前のことを言うには seem to have done(完了不定詞)を使う。不定詞を完了形にすると、文の動詞より前のことを表す(→ 不定詞と動名詞)。
4. It seems that ~
根拠: 学習指導要領 高-エ-(ア)-e-(b)
____ he forgot my birthday.
彼は私の誕生日を忘れたようです。
彼は私の誕生日を忘れたようです。
It seems that
この It は何も指していない(形だけの主語)。本当の中身は that 以下。中学で習った It is ... to ~ と同じ考え方。
He ____ busy today.
彼は今日いそがしいようです。(seem to ~ を使って)
彼は今日いそがしいようです。(seem to ~ を使って)
seems to be
that 節の主語(he)を文の主語に上げ、動詞を to 不定詞にする。It seems that he is busy. = He seems to be busy. どちらも同じ意味で、書き換えが問われやすい。
____ many of us are afraid of change.
私たちの多くは変化を恐れているようです。
私たちの多くは変化を恐れているようです。
It seems that
that 以下が本当の中身。