ビジネス戦略と目標・評価
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
シラバス Ver.6.5 の小分類 11「ビジネス戦略と目標・評価」(大分類 2:経営戦略/中分類 3:経営戦略マネジメント)。
2026-08-05 にシラバス本文と突合済み。
0. 何を押さえるか
用語は 5 つだけですが、KGI と KPI と CSF の関係が毎回問われます。
先に上下関係を置いてしまいましょう。
KGI(最終的なゴール)
└ CSF(そこに至るために何が決め手か)
└ KPI(決め手がうまくいっているかを測る数字)
KGI は「到達点」、KPI は「途中経過」です。
たとえば KGI が「年間売上 10 億円」なら、CSF は「新規顧客の獲得」、
KPI は「月あたりの新規商談数 50 件」になります。
引っかけの分かれ目は 1 つだけ。
KGI も KPI も数値目標ですが、KPI は途中で測れなければ意味がありません。
1. 目標設定と評価の指標
根拠: シラバス 2-3-11
KGI とは?
KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)
= 最終的に達成すべきゴールを数値で表したもの
「売上高 10 億円」「市場シェア 20%」など。
達成したかどうかが、最後に分かる指標。
KPI とは? KGI との違いは?
KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)
= ゴールに向かう過程が順調かを測る中間指標
| いつ分かるか | |
|---|---|
| KGI | 最後に分かる(結果) |
| KPI | 途中で分かる(過程) |
KPI は途中で測れることが条件。測れなければ軌道修正ができない。
CSF とは? KGI・KPI とどう並ぶか?
CSF(Critical Success Factors:重要成功要因)
= 目標を達成するうえで決め手となる要因
KGI(ゴール)→ CSF(何が決め手か)→ KPI(決め手を測る数字)の順に並ぶ。
CSF だけは数値ではなく「要因」である点に注意。
BSC の 4 つの視点は?
BSC(Balanced Scorecard:バランススコアカード)は、
財務だけに偏らないよう 4 つの視点で評価する手法。
| 視点 | 見るもの |
|---|---|
| 財務 | 売上・利益 |
| 顧客 | 顧客満足・シェア |
| 業務プロセス | 品質・納期・効率 |
| 学習と成長 | 人材育成・技術力 |
下の視点(学習と成長)が上の視点を支える、という因果で並んでいる。
財務だけを見ると短期志向になる、というのが考案された理由。
バリューエンジニアリングとは?
製品やサービスの「価値」を、機能とコストの関係で捉えて高める手法
価値 = 機能 ÷ コスト
価値を上げる道は 2 つ——機能を上げるか、コストを下げるか。
単なるコスト削減とは違い、機能を落とさずにという条件が付く。