接続詞
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 高等学校 エ(イ)d。
0. どういうまとまりか
中学で扱う接続詞は and / but / or と、if / when / because の基本的な用法でした。
解説は、高校で加わるところをこう書いています。
高等学校では、中学校で扱った基本的な接続詞を発展的に扱い、例えば、伝える内容をより具体的に
詳細に表現したり、理由や条件などを加えてより論理的に表現したりすることを指導する。
ここで押さえるのは 4 つの型です。
| 型 | 接続詞 | 意味 |
|---|---|---|
| 譲歩 | although / even though | 〜だけれども |
| 否定の条件 | unless | 〜しない限り |
| 目的・結果 | so that / so ~ that | 〜するように/とても〜なので… |
| 同格 | the fact that ~ | 〜という事実 |
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- although は節を作る接続詞、but は等位接続詞(although を文頭に置ける)
- so that(目的)と so ~ that(結果)は形が違う
- 同格の that の後ろは、欠けのない完全な文(関係代名詞との違い)
1. 譲歩の接続詞
根拠: 学習指導要領 高-エ-(イ)-d
____ he was tired, he kept working.
疲れていたけれども、彼は働き続けました。
疲れていたけれども、彼は働き続けました。
Although
although / even though は「〜だけれども」(譲歩)の節を作る。even though は though より譲歩の気持ちが強い。節を作るので、文頭にも文中にも置ける。
It was raining, ____ we went out.
雨が降っていましたが、私たちは出かけました。
雨が降っていましたが、私たちは出かけました。
but
節を作るか、文と文を対等につなぐか。Although it was raining, we went out.(although の節は文の一部)/ It was raining, but we went out.(but は 2 つの文を対等につなぐ)。同じ文で両方は使わない(× Although it rained, but we went out.)。
____ it was raining, we went hiking.
雨が降っていたが、私たちはハイキングに行った。
雨が降っていたが、私たちはハイキングに行った。
Although
文頭に置けるのは節を作る接続詞だから。
He went to work ____ he was sick.
彼は病気だったのに仕事に行った。
彼は病気だったのに仕事に行った。
even though
譲歩の気持ちが強い言い方。
2. unless
根拠: 学習指導要領 高-エ-(イ)-d
You will be late ____ you hurry.
急がないと遅れますよ。
急がないと遅れますよ。
unless
unless は「〜しない限り」「〜でなければ」。= You will be late if you don't hurry. 節の中は、未来のことでも現在形にする(条件の if と同じ)。
You will miss the bus ____ you leave now.
今出発しないとバスに乗り遅れるよ。
今出発しないとバスに乗り遅れるよ。
unless
unless の節の中に not は入れない。
I won't go ____ you come with me.
君が一緒に来ないなら、私は行かない。
君が一緒に来ないなら、私は行かない。
unless
unless 節の中は現在形(come)。
3. so that と so ~ that
根拠: 学習指導要領 高-エ-(イ)-d
He saved money ____ he could buy a car.
彼は車を買えるように、お金をためました。
彼は車を買えるように、お金をためました。
so that
目的と結果で、形も違う。目的は so that + can / will / may(He studied hard so that he could pass.)、結果は so + 形容詞 + that(She was so tired that she fell asleep.)。
He studied hard ____ he could pass the exam.
彼は試験に合格できるように一生懸命勉強した。
彼は試験に合格できるように一生懸命勉強した。
so that
目的を表すので so that + could。
She was ____ she fell asleep at once.
彼女はとても疲れていたので、すぐに眠ってしまった。
彼女はとても疲れていたので、すぐに眠ってしまった。
so tired that
so と that の間に形容詞が入る形。
He is ____ he can't drive.
彼は若すぎて運転できません。
彼は若すぎて運転できません。
so young that
so ~ that ... can't = too ~ to(He is too young to drive.)。書き換えのとき、to 不定詞の側には主語が現れない点に注意(→ 不定詞と動名詞)。
4. 同格の that
根拠: 学習指導要領 高-エ-(イ)-d
The fact ____ he lied surprised us.
彼がうそをついたという事実は、私たちを驚かせました。
彼がうそをついたという事実は、私たちを驚かせました。
that
同格の that は直前の名詞の中身を説明する。the news that our team had won(勝ったという知らせ)。the fact / the news / the idea / the belief などの後ろで使う。
I read the news ____ everyone.
私は、みんなを驚かせた知らせを読みました。
私は、みんなを驚かせた知らせを読みました。
that surprised
見分けるのは後ろの文が完全かどうか。同格は the news that he won(欠けが無い完全な文)、関係代名詞は the news that surprised me(主語が欠けている)。
I heard the news ____ our team had won.
私たちのチームが勝ったという知らせを聞いた。
私たちのチームが勝ったという知らせを聞いた。
that
that の後ろは完全な文なので同格。
There is no doubt ____ he is honest.
彼が正直だということに疑いはない。
彼が正直だということに疑いはない。
that
no doubt that ~ で「〜に疑いはない」。
5. no matter ~
根拠: 学習指導要領 高-エ-(イ)-d
____ cold it is, he swims every morning.
どんなに寒くても、彼は毎朝泳ぎます。
どんなに寒くても、彼は毎朝泳ぎます。
No matter how
no matter how / no matter what は「たとえどんなに〜でも」「何が〜しても」。however / whatever に言いかえられる(→ 非制限用法と複合関係詞)。
____ hard it is, I will never give up.
どんなに大変でも、私は決してあきらめない。
どんなに大変でも、私は決してあきらめない。
No matter how
no matter how の直後に形容詞・副詞が来る。