助動詞
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 高等学校 エ(イ)e。
0. どういうまとまりか
中学では can / must / may / should の基本の意味を扱いました。
高校で加わるのは、助動詞 + have + 過去分詞——過去のことについて、今どう思っているかを言う形です。
| 形 | 意味 |
|---|---|
| must have done | 〜したにちがいない |
| may / might have done | 〜したかもしれない |
| can't have done | 〜したはずがない |
| should have done | 〜すべきだったのに(しなかった) |
| shouldn't have done | 〜すべきではなかったのに(してしまった) |
どれも過去形の文ではありません。判断しているのは今で、判断の対象が過去にあるだけです。
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- must have done は「しなければならなかった」ではない(それは had to)
- can't have done は「できなかった」ではない(それは couldn't)
- 助動詞の後ろは必ず原形(have も原形のまま。has にならない)
1. 過去についての推量
根拠: 学習指導要領 高-エ-(イ)-e
She ____ our promise.
彼女は約束を忘れたのかもしれません。
彼女は約束を忘れたのかもしれません。
may have forgotten
must have done(〜したにちがいない)/ may have done(〜したかもしれない)/ can't have done(〜したはずがない)。確信の強さが must > may、否定の確信が can't。
He ____ the train.
彼は電車に乗り遅れたにちがいない。
彼は電車に乗り遅れたにちがいない。
must have missed
今の判断で、対象が過去にある。
She ____ such a thing.
彼女がそんなことを言ったはずがない。
彼女がそんなことを言ったはずがない。
can't have said
「言えなかった」ではない点に注意。
He ____ leave early yesterday.
彼は昨日、早く帰らなければなりませんでした。
彼は昨日、早く帰らなければなりませんでした。
had to
推量か、義務か。He must have left.(帰ったにちがいない=推量)/ He had to leave.(帰らなければならなかった=過去の義務)。must に過去形は無いので、過去の義務は had to で表す。
2. 後悔と非難
根拠: 学習指導要領 高-エ-(イ)-e
I ____ more for the test.
私はテストのために、もっと勉強すべきでした。
私はテストのために、もっと勉強すべきでした。
should have studied
should have done は「〜すべきだったのに(しなかった)」。実際にはしなかったことを、今から振り返って言う。否定は shouldn't have done(〜すべきではなかった=してしまった)。
You ____ me earlier.
もっと早く言ってくれればよかったのに。
もっと早く言ってくれればよかったのに。
should have told
実際には早く言ってくれなかった。
I ____ so much.
あんなに食べるんじゃなかった。
あんなに食べるんじゃなかった。
shouldn't have eaten
実際には食べてしまった。
3. 助動詞の過去形と受け身
根拠: 学習指導要領 高-エ-(イ)-e
This ____ from here.
これはここから見えます。
これはここから見えます。
can be seen
助動詞を含む受け身は助動詞 + be + 過去分詞。It will be built next year. 助動詞の後ろは原形なので be になる。
____ pass me the salt?
塩を取っていただけますか。
塩を取っていただけますか。
Could you
この could は過去を表していない(ひかえめでていねいな言い方にしている)。助動詞の過去形はこの用法も持つ。Could you ~? / Would you ~? / I would like ~ はどれも今のこと。
The work ____ by Friday.
その仕事は金曜日までに終えられなければならない。
その仕事は金曜日までに終えられなければならない。
must be finished
助動詞 + be + 過去分詞。