みならいノート

生物 2027年度版

種間関係

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「生物」の内容 (5) ア (ア) ㋑「生物群集」。
内容の取扱いは「個体群間の相互作用として種間競争と相利共生を扱うこと。また、多様な種が
共存する仕組みを扱うこと」を求めている。

0. どういう論点か

異なる種の個体群どうしの関係は、双方にとって得か損かで整理できます。

関係 一方 他方
種間競争 損 損
相利共生 得 得
片利共生 得 影響なし
捕食・被食 得(捕食者) 損(被食者)
寄生 得(寄生者) 損(宿主)

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 種間競争

根拠: 学習指導要領 生物-(5)-ア-(ア)-㋑

異なる種の個体群が、同じ資源をめぐって争うことを何という?

種間競争

食物・生活空間・光などが対象になる。

その生物が生物群集の中で占める位置(食物・生活空間など)を何という?

生態的地位(ニッチ)

似た生活をする種どうしは、ニッチが重なる。

ニッチが重なりすぎた 2 種が同じ場所にいると、どうなる?

一方が排除される(競争的排除)

ゾウリムシとヒメゾウリムシの実験で示された。

2 種が生活場所をずらして共存することを何という?

すみわけ

同じ川で、種によって流れの速さの違う場所を使うなど。

2 種が食物をずらして共存することを何という?

食い分け

同じ木の上で、枝の高さや餌の大きさを変えるなど。

すみわけや食い分けは、種間競争とどんな関係にある?

種間競争を避けた結果として成立している

ニッチをずらすことで共存できる。

2. 共生と寄生

根拠: 学習指導要領 生物-(5)-ア-(ア)-㋑

異なる種が密接に生活し、双方が利益を得る関係を何という?

相利共生

アリとアブラムシ、マメ科植物と根粒菌など。

マメ科植物と根粒菌の相利共生では、互いに何を得ている?

植物は窒素化合物を、根粒菌は有機物を得ている

やせた土地でもマメ科が育つ理由でもある。

一方だけが利益を得て、他方は影響を受けない関係を何という?

片利共生

コバンザメとサメなど。

一方が他方から栄養を奪い、害を与える関係を何という?

寄生

寄生する側を寄生者、される側を宿主という。

寄生と捕食の違いは?

寄生は宿主を殺さずに利用し続けるのがふつう、捕食は食べてしまう

寄生者にとって、宿主が生きていることに利益がある。

花と送粉者の関係は、どの種間関係にあたる?

相利共生

花は花粉を運んでもらい、昆虫は蜜を得る。互いに適応して共進化した。

3. 食う・食われるの関係

根拠: 学習指導要領 生物-(5)-ア-(ア)-㋑

食う側と食われる側の関係を何という?

捕食・被食の関係

生物どうしのつながりとして、食物連鎖をつくる。

被食者が増えると捕食者が増え、やがて被食者が減る。この繰り返しを何という?

被食者‑捕食者相互関係(周期的な変動)

互いの数が、時間をずらして増減する。

被食者が身を守るために進化させた性質の例を挙げると?

擬態・警告色・毒・かたい殻など

捕食者の側も、それを破る形質を進化させる。

捕食者と被食者が互いに影響しあって進化することを何という?

共進化

軍拡競争のように、双方の形質が対応して変化する。

ある種を取り除くと生物群集全体が大きく変わる。そのような種を何という?

キーストーン種

ヒトデを除くとイガイが優占し、多様性が下がった実験が知られる。

このノートの 17 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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