みならいノート

生物 2027年度版

種内関係と社会性

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「生物」の内容 (5) ア (ア) ㋐「個体群」。
内容の取扱いは「個体群内の相互作用として種内競争と社会性を扱うこと」を求めている。

0. どういう論点か

同じ種の個体どうしは、同じ資源を必要とするので最も強く競争します(種内競争)。
その競争を抑えるしくみとして発達したのが、縄張り・順位制・群れといった 社会性 です。

しくみ 何を解決しているか
縄張り 資源を空間で分け、争いを繰り返さない
順位制 争う順番を決め、そのつどの戦いを避ける
群れ 警戒と採食の効率を上げる
社会性昆虫 役割を分け、集団として子を残す

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 種内競争

根拠: 学習指導要領 生物-(5)-ア-(ア)-㋐

同じ種の個体どうしが、食物や生活空間をめぐって争うことを何という?

種内競争

必要とする資源がまったく同じなので、競争は激しくなりやすい。

種内競争が種間競争より激しくなることがあるのはなぜ?

同種どうしは、必要とする資源が完全に重なるから

別種なら少しずつ違うぶん、逃げ道がある。

個体が一定の空間を占有し、他個体を排除することを何という?

縄張り(テリトリー)

食物・繁殖の場を確保できる。

縄張りは広いほど有利?

そうとは限らない

広げるほど得られる資源は増えるが、守るための労力も増える。差が最大になる広さが最適。

順位制とは何か? それが個体群にもたらす利点は?

個体間に優劣の順位が決まるしくみ。そのつど争わずに済む

無用な争いによる消耗を減らせる。

つつきの順位(ニワトリ)は、何の例として挙げられる?

順位制

一度順位が決まると、争いが起きにくくなる。

2. 群れと社会性

根拠: 学習指導要領 生物-(5)-ア-(ア)-㋐

群れをつくることの利点を 2 つ挙げると?

①捕食者を早く見つけられる ②採食や繁殖の効率が上がる

一方で、個体間の競争は激しくなる。

群れが大きくなりすぎると、どんな不利が生じる?

個体間の競争が激しくなり、食物が不足する

警戒の利益と競争の不利がつり合うところに最適な大きさがある。

1 個体あたりの警戒時間は、群れが大きくなるとどうなる?

短くなる

多数で見張るため、1 個体は採食に時間を使える。

分業しながら 1 つの集団として生活する昆虫を何という?

社会性昆虫

ミツバチ・アリ・シロアリなど。

社会性昆虫で、繁殖する個体としない個体が分かれていることを何という?

カースト(階級)

女王・働きバチ・雄バチなど、役割が固定されている。

働きバチが自分の子を残さないのに、そのふるまいが進化したのはなぜと説明される?

血縁の近い個体(妹)を助けることで、自分と同じ遺伝子を残せるから

この考えを血縁選択という。

社会性が「個体群が維持される仕組み」といえるのはなぜ?

種内競争による消耗を抑え、限られた資源で多くの個体が生き残れるようにするから

争いを避ける工夫が、集団の安定につながっている。

親が子を保護する行動は、何との引き換えになっている?

産む数を減らすこと

1 個体あたりの生存率を上げる代わりに、数を減らしている。

このノートの 14 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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