みならいノート

生物基礎 2027年度版

体内環境と血液

みならいノートで覚える(無料)

このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「生物基礎」の内容 (2) ア (ア) ㋑「体内環境の維持の仕組み」。
内容の取扱いが「血液凝固にも触れること」を求めている部分を含む。

0. どういう論点か

体の外がどう変わっても、細胞のまわり(体内環境)は一定に保たれています。
保たれているものは、おもに次の 3 つです。

保つ仕組みは前の 2 枚(神経系と内分泌系)で、ここでは保たれている場所そのもの=体液を見ます。

体液 どこにあるか
血液 血管の中
組織液 細胞と細胞のあいだ(血液の液体成分がしみ出したもの)
リンパ液 リンパ管の中

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 体内環境とその維持

根拠: 学習指導要領 生基-(2)-ア-(ア)-㋑

多細胞生物で、細胞をとりまく体液の状態を何という?

体内環境

外部環境がどう変わっても、体内環境はほぼ一定に保たれる。

体内環境が一定に保たれる性質を何という?

恒常性(ホメオスタシス)

神経系と内分泌系によって保たれる。

体液は 3 つに分けられる。それぞれ何という?

血液・組織液・リンパ液

血管の中が血液、細胞のあいだが組織液、リンパ管の中がリンパ液。

組織液はどのようにできる?

血液の液体成分(血しょう)が毛細血管からしみ出したもの

細胞はこの組織液から酸素や栄養分を受け取る。

体内環境として一定に保たれているものを 3 つ挙げると?

体液の成分(塩類濃度・血糖濃度・pH)・体温・体液の量

これらが崩れると細胞が正常にはたらけない。

2. 血液の成分

根拠: 学習指導要領 生基-(2)-ア-(ア)-㋑

血液の成分は、大きく何と何に分けられる?

血球(細胞成分)と血しょう(液体成分)

血球は赤血球・白血球・血小板の 3 種類。

赤血球の働きは?また、ヒトの赤血球に核はあるか?

酸素を運ぶ。核はない

ヘモグロビンを含み、酸素と結合して運ぶ。

白血球の働きは?

体内に入った異物を排除する(免疫を担う)

核をもつ。単元 04 の主役。

血小板の働きは?

血液凝固にはたらく(出血を止める)

核をもたない小さな成分。

血しょうの主な働きは?

栄養分・老廃物・ホルモン・二酸化炭素などを溶かして運ぶ

約 90% が水。組織液のもとにもなる。

3. 血液凝固

根拠: 学習指導要領 生基-(2)-ア-(ア)-㋑

血液凝固とはどんな現象か?

傷ついた血管で血液が固まり、出血を止める現象

血小板が集まり、繊維状のフィブリンが血球をからめて血ぺい(血餅)をつくる。

血液凝固でできる、血球をからめた固まりを何という?

血ぺい(血餅)

繊維状のタンパク質フィブリンが網目をつくり、血球をからめる。

血液凝固は、体内環境の維持にどう関わっている?

失血を防ぐことで、体液の量と成分を保っている

出血が続けば体内環境が保てないため。

傷が治ったあと、血ぺい(血餅)はどうなる?

溶かされて取り除かれる(線溶)

固めたままにはしない。

4. 体温の調節

根拠: 学習指導要領 生基-(2)-ア-(ア)-㋑

体温調節の中枢はどこ?

視床下部

血糖濃度や体液の濃度の調節と同じ中枢。

寒いときに起こる体の変化を挙げると?

皮膚の血管が収縮して熱の放出を減らし、ふるえ(筋肉の収縮)や代謝の促進で熱をつくる

交感神経とチロキシン・アドレナリンなどがはたらく。

暑いときに起こる体の変化を挙げると?

皮膚の血管が拡張して熱を放出し、発汗によって気化熱を奪わせる

熱を逃がす方向の調節。

このノートの 17 問を、暗記カードで復習できます

みならいノートで覚える(無料)

答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

前 ホルモンと内分泌系
血糖濃度の調節 次

このノートは無償で公開しています。当方は内容の正確性・完全性・最新性を保証しません。学習にあたっては、法令の原文・公式の出題範囲その他の一次資料を必ずご確認ください。試験への合格その他の効果を保証するものでもありません。

本文の転載・再配布はお断りしています(利用規約)。手元に置いて使いたい方は、ストアから Markdown ファイルとして入手できます。