みならいノート

日本史探究 2027年度版

鎌倉時代の産業と社会

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

学習指導要領「日本史探究」B (3) ア (ア) に当たります。農業の進歩と商業の広がりという産業の発達と、地頭が荘園に食い込んでいく武士の社会の変化を押さえます。

0. 何を押さえるか

鎌倉時代には、農業技術の進歩で収穫が増え、余った生産物が市で売り買いされ、宋銭による取引が広がりました。
村々では、地頭が年貢を押さえて荘園領主と争い、荘園の支配は武士の側へ少しずつ移っていきます。

地頭請 下地中分
何を決めるか 荘園の管理を地頭に任せ、一定の年貢の納入を請け負わせる 荘園の土地(下地)そのものを領主と地頭で分ける
地頭が得るもの 荘園の管理全体(年貢は定額を納める) 分けられた土地の完全な支配
領主にとって 年貢は確保できるが、未納が起きやすい 土地は減るが、残りの土地は地頭に干渉されない

取り違えやすい分かれ目は次の 3 つ。

1. 農業の発達

根拠: 学習指導要領 日本史探究-B-(3)-ア-(ア)

畿内や西日本を中心に、田の使い方や肥料・農具が進歩しました。

米を収穫したあとの田で麦をつくるなど、同じ土地で 1 年に 2 種類の作物をつくることを何という?

二毛作

鎌倉時代に畿内や西日本で広がった。麦は裏作としてつくられた。

鎌倉時代に使われた肥料で、刈った草を田に敷き込むものと、草木を焼いた灰のものを何という?

刈敷と草木灰

肥料の工夫が、二毛作のように土地を続けて使うことを支えた。

鎌倉時代に広がった、田畑を耕す力の工夫は?

牛や馬に犂を引かせる牛馬耕

鉄製の農具の普及とあわせ、作業の効率が上がった。

2. 商業と貨幣

根拠: 学習指導要領 日本史探究-B-(3)-ア-(ア)

荘園の中心地や交通の要地に市が立ち、年貢の輸送や金融を担う人々が現れました。

鎌倉時代に荘園の中心地や交通の要地で開かれた、月 3 回の定期市を何という?

三斎市

一遍上人絵伝には、備前国福岡の市のにぎわいが描かれている。

鎌倉時代の取引で広く使われた貨幣は?

宋銭

日宋間の民間の貿易で大量に輸入された。年貢を銭で納める銭納も広がった。

遠くの土地への支払いを、現金を運ばずに手形で済ませる仕組みを何という?

為替

年貢の納入や代金の支払いに使われた。

港や川沿いの要地で、年貢などの物資の保管・輸送・委託販売を行った業者は?

問丸(問)

荘園領主のために年貢を運び、しだいに商人としての性格を強めた。

鎌倉時代に、高い利子で金を貸した金融業者を何という?

借上

御家人も借上から金を借り、返せずに所領を失う者が出た。

3. 地頭の荘園侵略

根拠: 学習指導要領 日本史探究-B-(3)-ア-(ア)

承久の乱のあと、地頭は年貢を納めない、農民を勝手に使うなどして、荘園の支配を広げていきました。

地頭と荘園領主の争いを解決するため、荘園の管理を地頭に任せ、一定額の年貢を納めさせた取り決めは?

地頭請(地頭請所)

地頭が年貢を納めないことも多く、荘園領主にとって不利になりがちだった。

荘園の土地を荘園領主と地頭で分け、それぞれが別々に支配するようにした取り決めは?

下地中分

幕府の裁定によるものと、当事者どうしの話し合い(和与)によるものがあった。

1275 年、紀伊国阿氐河荘の百姓が地頭の横暴を荘園領主に訴えた文書は、どんな文字で書かれていたか?

カタカナ

地頭が百姓を働かせ、材木の納入を妨げていると訴えた。百姓が自ら訴えを起こすようになったことを示す。

4. 武士の家と暮らし

根拠: 学習指導要領 日本史探究-B-(3)-ア-(ア)

武士は一族のまとまりを基本として幕府に仕え、所領に館を構えて暮らしました。

鎌倉時代の武士の一族で、一族を率いて幕府に仕えた家の長を惣領、それ以外の子を何という?

庶子

惣領が一族をまとめて軍役を務めるこの仕組みを惣領制という。

鎌倉時代の前半、女性の財産相続はどうだったか?

女性にも所領が分け与えられ、女性の地頭もいた

のちに分割相続がゆきづまると、女性の相続は本人一代限り(一期分)とされることが多くなった。

鎌倉時代の武士が、武芸の訓練として馬上から矢を射た 3 つの競技をまとめて何という?

騎射三物(流鏑馬・笠懸・犬追物)

武士の日常は館を構えて所領を経営し、武芸を磨くことだった。

このノートの 14 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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