みならいノート

地理総合 2027年度版

地形図とハザードマップ

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

学習指導要領「地理総合」C (1) ア (ア) の「地域の自然環境の特色と自然災害への備えや対応との関わり」。内容の取扱いは、
地形図やハザードマップなどの主題図の読図を通して、防災意識を高めるよう求めています。読む技能そのものはカードになりませんが、
読むための知識(縮尺、等高線、地図記号、ハザードマップが何を示すか)はカードになります。
等高線の間隔と地図記号は 2026-09-27 に国土地理院の「地図記号」のページ、自然災害伝承碑は国土地理院の発表(2019 年 8 月 29 日)と突き合わせました。

0. 何を押さえるか

地形図は、国土地理院が作る、土地の高低や土地利用を正確に表した基本の地図です。ハザードマップは、そこに
「どこで、どんな災害が、どれくらいの規模で起こりうるか」を重ねた主題図です。地形図で土地の成り立ちを読み、ハザードマップで危険を確かめます。

2 万 5 千分の 1 地形図 5 万分の 1 地形図
主曲線(細い等高線) 10 m ごと 20 m ごと
計曲線(太い等高線) 50 m ごと 100 m ごと
地図上の 1 cm の実際の距離 250 m 500 m

取り違えやすい分かれ目は次の 3 つ。

1. 縮尺と等高線

根拠: 学習指導要領 地理総合-C-(1)-ア-(ア)

地図上の長さに縮尺の分母をかけると実際の距離になります。2 万 5 千分の 1 地形図では、地図上の 4 cm が実際の 1 km にあたります。

2 万 5 千分の 1 地形図の主曲線と計曲線は、それぞれ何 m ごとに引かれるか?

主曲線は 10 m ごと、計曲線は 50 m ごと

5 万分の 1 地形図では主曲線が 20 m ごと、計曲線が 100 m ごとになる。

2 万 5 千分の 1 と 5 万分の 1 では、どちらが大縮尺か?

2 万 5 千分の 1

分母が小さいほど大縮尺で、狭い範囲をくわしく表す。

地形図で、等高線の間隔が狭い所と広い所では、傾斜はどう違うか?

間隔が狭い所ほど傾斜が急で、広い所ほどゆるやか

急な斜面はがけ崩れや土石流の危険を読み取る手がかりになる。

地形図で、等高線が低い方へ向かって張り出している所は、尾根と谷のどちらか?

尾根

反対に、等高線が高い方へ食い込んでいる所は谷。谷は水や土砂が集まる通り道になる。

2. 地図記号と自然災害伝承碑

根拠: 学習指導要領 地理総合-C-(1)-ア-(ア)

地図記号は、土地の利用や建物、施設を決まった形で表します。災害の教訓を伝える記号も、新しく加えられています。

過去に起きた津波・洪水・火山災害・土砂災害などの情報を伝える石碑やモニュメントを表す地図記号は?

自然災害伝承碑

国土地理院が 2019 年に新設し、同年 9 月 1 日(防災の日)に刊行した 2 万 5 千分の 1 地形図から載せ始めた。ウェブの地理院地図にも載っている。

自然災害伝承碑の地図記号は、どの地図記号をもとにした形か?

記念碑の記号に、碑文を表す縦線を加えた形

記念碑の記号よりひと回り大きく表示される。先人が残した教訓を、地図を通して知ってもらうために作られた。

3. 新旧の地形図で土地の履歴を読む

根拠: 学習指導要領 地理総合-C-(1)-ア-(ア)

いまは住宅地になっていても、昔は川の流れや沼、田、海だった土地があります。新旧の地形図を比べると、見えなくなった土地の履歴が分かり、
その土地がどんな災害に弱いかの手がかりになります。

新旧の地形図を比べて、昔は川が流れていた場所や沼・水田だった場所が分かると、どんな災害への注意につながるか?

浸水や液状化

低くて水を含んだ地盤なので、大雨で水がたまりやすく、地震では液状化が起きやすい。

かつて川が流れていたが、流路が変わって、いまは流れていない跡を何という?

旧河道

周りより低く、砂がたまった地盤なので、浸水や液状化の危険がある。新旧の地形図や空中写真で見つけられる。

4. ハザードマップ

根拠: 学習指導要領 地理総合-C-(1)-ア-(ア)

ハザードマップは主に市町村が、洪水・内水・土砂災害・津波・高潮・火山など災害の種類ごとに作ります。
国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」では、各地のハザードマップを探したり、複数の災害の危険を重ねて見たりできます。

自然災害による被害が予想される範囲や程度、避難場所・避難経路などを地図に示したものを何という?

ハザードマップ

主に市町村が、災害の種類ごとに作る。地形図の上に、浸水の深さや土砂災害の警戒区域などを色分けして示す。

ハザードマップで色が塗られていない場所について、注意すべきことは?

危険がないとは限らない

ハザードマップは想定した条件での被害を示したもので、想定を超える規模や、想定していない種類の災害は表されていない。

火山の噴火で火砕流・噴石・降灰などが及ぶと予想される範囲を示したハザードマップは、主に何のために使われるか?

噴火のときの避難の判断や避難計画、入山規制の範囲を決めるため

火山ごとに作られ、火口からの距離と地形に応じて危険な範囲を示す。

このノートの 11 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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