みならいノート

地学 2027年度版

マントル対流とプルーム

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「地学」の内容 (2) ア (ア) ㋐「プレートテクトニクス」。
内容の取扱いは「マントル内のプルームも扱うこと」を求めている。

0. どういう論点か

プレートを動かしているのはマントルの流動です。マントル全体の対流と、
細い上昇流であるプルームは別のものとして整理します。

何か 表面に現れるもの
マントル対流 マントル全体の大きな循環 プレートの運動
プルーム(ホットプルーム) 細く柱状の上昇流 ホットスポットの火山
コールドプルーム 沈み込んだプレートがまとまって落ちる下降流 —

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. マントル対流とプレートを動かす力

根拠: 学習指導要領 地学-(2)-ア-(ア)-㋐

マントル対流とは?

高温のマントル物質が上昇し、冷えて下降する、マントル全体のゆっくりした循環

固体のまま流動する(固体対流)。

マントルが対流するのは、どんな条件がそろっているから?

下(核側)が高温で上が低温という温度差と、長時間では流動できる性質

熱を外へ運ぶ仕組みとして働いている。

プレートを動かす力として、現在もっとも大きいと考えられているのは?

沈み込むプレートが自らの重さで引っぱる力(スラブ引っぱり力)

冷えて密度が大きくなったプレートが沈むことが駆動力になる。

海嶺でプレートが押し出される力を何という?

海嶺押し出し力(リッジプッシュ)

高い海嶺から低い方へすべり落ちる効果。

沈み込んだプレートが下部マントルに落ちていく下降流を何という?

コールドプルーム

地震波トモグラフィーで低温(高速度)の領域として見える。

2. プルームとホットスポット

根拠: 学習指導要領 地学-(2)-ア-(ア)-㋐

プルームとは何?

マントル内を柱状に上昇する高温の流れ

核とマントルの境界付近から立ち上がると考えられている。

ホットスポットとは?

プレートの内部などで、プルームによって火山活動が続いている場所

ハワイやアイスランド(海嶺上)が例。

ホットスポットの火山がプレート境界にないのに活動できるのはなぜ?

下からプルームが上昇し、マグマを供給し続けているから

境界での沈み込みや拡大とは別の仕組み。

ハワイ諸島が南東ほど新しく、北西ほど古いのはなぜ?

ホットスポットが動かず、その上をプレートが北西へ移動しているから

島列の並びがプレートの動いた軌跡になる。

ハワイ-天皇海山列が途中で折れ曲がっているのは何を示す?

約 4300 万年前に太平洋プレートの動く向きが変わったこと

島列の年代と向きから、プレート運動の歴史が読める。

ホットスポットから噴出するマグマは、どんな性質?

玄武岩質(流れやすい)

だから溶岩が広く流れ、傾斜のゆるい火山(盾状火山)になる。

巨大なプルームの上昇が地表に大量の溶岩を出した跡を何という?

洪水玄武岩(台地玄武岩)

デカン高原やシベリアのものが知られ、大量絶滅と時期が重なる例もある。

3. プルームテクトニクス

根拠: 学習指導要領 地学-(2)-ア-(ア)-㋐

プルームテクトニクスとは、どんな見方?

プレートの運動を、マントル全体を貫くプルームの上昇・下降と結びつけて説明する見方

プレートテクトニクスを深部から支える考え方。

地震波トモグラフィーは、プルームをどう捉えた?

低速度(高温)の柱状の領域として捉えた

→ 地震波と走時曲線

超大陸の分裂に、プルームはどう関わると考えられている?

巨大なプルームの上昇が大陸を持ち上げ、引き裂く方向に働く

分裂の初期には地溝帯(発散境界)ができる。

マントル対流とプレート運動は、熱の移動としてどんな役割を果たしている?

地球内部の熱を地表へ運び出す主な仕組み

対流のほうが伝導よりはるかに効率よく熱を運ぶ。

このノートの 16 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

前 プレートテクトニクスの成立
プレート境界の地震 次

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