みならいノート

地学 2027年度版

プレートテクトニクスの成立

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「地学」の内容 (2) ア (ア) ㋐「プレートテクトニクス」。
告示は「プレートテクトニクスとその成立過程を理解すること」を求めており、
結論だけでなく、どの証拠でそこに至ったかが範囲に入っている。

0. どういう論点か

プレートテクトニクスは、3 つの説が順に積み上がってできました。
どの説が何を説明でき、何を説明できなかったかが問われます。

説 出した人 弱点
1912 大陸移動説 ウェゲナー 動かす力を説明できなかった
1960 頃 海洋底拡大説 ヘス 大陸の移動と結びつけきれていない
1968 頃 プレートテクトニクス 多くの研究者 —

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 大陸移動説

根拠: 学習指導要領 地学-(2)-ア-(ア)-㋐

大陸移動説を唱えたのは誰?いつ?

ウェゲナー、1912 年

かつて 1 つの超大陸パンゲアがあり、分裂して現在の配置になったと考えた。

ウェゲナーが挙げた証拠を 3 つ挙げると?

①大西洋両岸の海岸線の形が合う ②地質構造・山脈の連続 ③同じ化石や氷河の跡の分布

南半球の各大陸に同じ植物化石(グロッソプテリス)が出る。

大陸移動説が当時受け入れられなかったのはなぜ?

大陸を動かす力(原動力)を説明できなかったから

「硬い海底を大陸が押し分けて進む」は物理的に無理だと批判された。

大陸移動説を後に強く支持した、岩石の磁気の研究は何?

古地磁気(見かけの極移動曲線が大陸ごとに違うこと)

→ 古地磁気と地磁気の逆転

2. 海洋底拡大説

根拠: 学習指導要領 地学-(2)-ア-(ア)-㋐

海洋底拡大説とはどんな考え?

海洋底は海嶺で新しくつくられ、両側へ広がり、海溝で沈み込んで消えるという考え

1960 年ごろにヘスらが提唱した。

海洋底拡大説を裏づけた磁気の証拠は?

海嶺に平行で、海嶺をはさんで対称な縞状の磁気異常

地磁気の逆転が記録されたテープのように広がっている。

海洋底の年代は、海嶺からの距離とどんな関係にある?

海嶺から遠いほど古い(ほぼ距離に比例)

堆積物の厚さも遠いほど厚くなる。

海洋底に 2 億年より古い岩石がほとんど無いのはなぜ?

海溝で沈み込んで失われるから

大陸の岩石には 40 億年に近いものがあるのと対照的。

海嶺から遠ざかるにつれて、海洋底の深さと熱流量はどうなる?

深くなり、熱流量は小さくなる

冷えて密度が大きくなり、沈んでいく。

3. プレートと 3 種類の境界

根拠: 学習指導要領 地学-(2)-ア-(ア)-㋐

プレートテクトニクスとは、どんな考え方?

地球表層が十数枚の硬いプレートに分かれ、互いに動くことで地学現象が起こるという考え方

地震・火山・造山運動をまとめて説明する枠組み。

プレートの境界は 3 種類。それぞれの名前と例は?

発散境界(海嶺・地溝帯)/収束境界(海溝・衝突帯)/すれ違う境界(トランスフォーム断層)

日本列島は収束境界にある。

トランスフォーム断層はどんな境界?代表例は?

プレートがすれ違う境界。サンアンドレアス断層

海嶺を横切ってずらす形で現れる。

大陸どうしが衝突するとどうなる?

どちらも沈み込めず、押し合って大山脈になる

ヒマラヤ山脈(インドとユーラシアの衝突)。

プレートの動きの速さはどれくらい?

年に数 cm(1〜10 cm 程度)

GNSS の観測で直接測れるようになった。

プレートの境界で地震や火山が帯状に分布するのはなぜ?

境界でプレートどうしに力が働き、また沈み込みでマグマができるから

内部(プレートの中央)では地震も火山も少ない。

このノートの 15 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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