みならいノート

化学基礎 2027年度版

熱運動と物質の三態

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「化学基礎」の内容 (1) ア (ア) ㋓「熱運動と物質の三態」。
内容の取扱いは「物理変化と化学変化の違いにも触れること」を求めている。

0. どういう論点か

温度とは何かを、粒子の運動として捉え直します。ここを粒子で考えられるようになると、
状態変化も、あとの単元の反応も同じ目で見られます。

状態 粒子の運動 粒子の間隔
固体 その場で振動しているだけ 狭い(規則的に並ぶ)
液体 位置を変えて動き回れる やや広い
気体 自由に飛び回る 非常に広い

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 熱運動と温度

根拠: 学習指導要領 化基-(1)-ア-(ア)-㋓

物質を構成する粒子が、絶えず不規則に運動していることを何という?

熱運動

固体・液体・気体のどの状態でも起こっている。

温度は、粒子の何を表している?

熱運動の激しさ(粒子の運動エネルギーの平均)

温度が高いほど熱運動が激しい。

熱運動がまったく止まると考えられる温度を何という?また何 ℃ か?

絶対零度。−273 ℃(正確には約 −273.15 ℃)

これを 0 とする温度目盛りが絶対温度(単位 K)。

セルシウス温度 t ℃ を絶対温度 T[K]にするには?

T = t + 273

目盛りの間隔は同じで、原点だけが違う。

インクを静かに水に落とすと、かき混ぜなくても広がっていく。この現象は?

拡散

粒子が熱運動によって自然に散らばるため。熱運動の証拠になる。

2. 物質の三態と状態変化

根拠: 学習指導要領 化基-(1)-ア-(ア)-㋓

固体・液体・気体の 3 つの状態をまとめて何という?

物質の三態

温度と圧力によって、どの状態になるかが決まる。

固体 → 液体、液体 → 気体の変化をそれぞれ何という?

融解(固体 → 液体)と蒸発(液体 → 気体)

どちらも熱を吸収する向き。

気体 → 液体、液体 → 固体の変化をそれぞれ何という?

凝縮(気体 → 液体)と凝固(液体 → 固体)

どちらも熱を放出する向き。

固体から直接気体になる変化を何という?例も挙げると?

昇華

ドライアイス(二酸化炭素)・ヨウ素・ナフタレンなど。

固体が融解し始める温度と、液体が沸騰する温度をそれぞれ何という?

融点と沸点

純物質では決まった値になるので、物質を見分ける手がかりになる。

氷を加熱しているとき、0 ℃ のまま温度が上がらない時間があるのはなぜ?

加えた熱が、氷を水に変える(融解する)ことに使われるから

粒子の結び付きを切るのに熱が使われ、熱運動の激しさは変わらない。

状態変化するとき、粒子の数や種類は変わるか?

変わらない

変わるのは粒子の集まり方と運動の激しさだけ。

3. 物理変化と化学変化

根拠: 学習指導要領 化基-(1)-ア-(ア)-㋓

物質の種類は変わらず、状態や形だけが変わる変化を何という?

物理変化

状態変化・溶解・拡散などがこれにあたる。

ある物質が別の種類の物質に変わる変化を何という?

化学変化(化学反応)

燃焼・中和・酸化などがこれにあたる。

水が氷になる変化は物理変化か化学変化か。水が水素と酸素に分かれる変化は?

氷になるのは物理変化、水素と酸素に分かれるのは化学変化

物質の種類が変わったかどうかで分ける。

食塩が水に溶ける変化は、物理変化か化学変化か?

物理変化

食塩は水中でイオンに分かれて散らばるが、水を蒸発させれば食塩に戻る。

物理変化と化学変化を分ける、いちばん確かな見分け方は?

別の物質になったかどうか

もとの物質に戻せるか、性質が変わったかを見る。

このノートの 17 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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