その他の文型
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 中学校 エ(イ)e(a)(b)(c)(d)。
0. どういうまとまりか
これまでの型に収まらない、決まった形を持つ文を集めてあります。
指導要領が「その他」として 4 つ挙げているものです。
| 形 | 意味 |
|---|---|
| There + be 動詞 + ~ | 〜がある・いる |
| It + be 動詞 + ... (+ for ~) + to 不定詞 | (〜が)…するのは〜だ |
| 主語 + want / tell など + 人 + to 不定詞 | 人に〜してほしい・〜するように言う |
| 主語 + be 動詞 + 形容詞 + that ~ | 〜ということが…だ |
どれも主語の位置に本当の中身が来ないのが共通点です(There も It も、それ自体には意味がありません)。
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- There is / are は後ろの名詞で決まる(主語は There ではない)
- すでに話題に出たもの・特定のものには There ~ を使わない
- want の後ろに that 節は置けない(× I want that you come)
1. There is / There are
根拠: 学習指導要領 中-エ-(イ)-e-(a)
There ____ two cats on the sofa.
ソファに猫が 2 匹います。
ソファに猫が 2 匹います。
are
後ろに続く名詞が単数か複数かで使い分ける。There is a book on the desk. There 自体は主語ではないので、後ろの名詞に合わせる。
____ in the room.
彼はその部屋にいます。(There is を使わない形で)
彼はその部屋にいます。(There is を使わない形で)
He is
There is では表せない。There ~ は初めて話に出すものの存在を言う形なので、代名詞や固有名詞、the の付いた特定のものには使わない。
There ____ two cats sleeping on the sofa.
ソファの上で 2 匹の猫が眠っています。
ソファの上で 2 匹の猫が眠っています。
are
two cats が複数なので are。
____ a book on the desk.
机の上に本が 1 冊あります。
机の上に本が 1 冊あります。
There is
初めて話に出す本なので a book。
2. It is ... to ~
根拠: 学習指導要領 中-エ-(イ)-e-(b)
____ is important to study English every day.
英語を毎日勉強することは大切です。
英語を毎日勉強することは大切です。
It
この It は形だけの主語で、本当の主語は to 以下。「それは」とは訳さない。
It is difficult ____ to get up early.
私にとって早起きするのは難しいです。
私にとって早起きするのは難しいです。
for me
する人を言いたいときはfor ~ を to の前に入れる。人を表す語は for + 目的格。
____ easy for him to answer this question.
彼にとってこの質問に答えるのは簡単です。
彼にとってこの質問に答えるのは簡単です。
It is
本当の主語は to answer 以下。
3. want / tell + 人 + to ~
根拠: 学習指導要領 中-エ-(イ)-e-(c)
I want ____ to my party.
私はあなたにパーティーに来てほしい。
私はあなたにパーティーに来てほしい。
you to come
want + 人 + to 不定詞で「人に〜してほしい」。that 節は使えない(× I want that you come.)。
I want ____ to the concert with you.
私はあなたとコンサートに行きたい。
私はあなたとコンサートに行きたい。
to go
to の前に人を入れると、動作をする人が変わる。I want to go.(私が行きたい)/ I want you to go.(あなたに行ってほしい)。
My mother told me ____ clean my room.
母は私に部屋を掃除するように言いました。
母は私に部屋を掃除するように言いました。
to
tell + 人 + to 不定詞で「人に〜するように言う」。
Our teacher asked us ____ be quiet.
先生は私たちに静かにするように言いました。
先生は私たちに静かにするように言いました。
to
ask + 人 + to 不定詞で「人に〜するよう頼む」。
4. be 動詞 + 形容詞 + that ~
根拠: 学習指導要領 中-エ-(イ)-e-(d)
I'm ____ you like it.
気に入ってくれてうれしいです。
気に入ってくれてうれしいです。
glad that
be 動詞 + 感情を表す形容詞 + that ~ で、その気持ちの理由を続ける。glad / happy / sorry / sure / afraid などで使う。
I'm ____ that many people will use robots in the future.
将来多くの人がロボットを使うようになると私は確信しています。
将来多くの人がロボットを使うようになると私は確信しています。
sure
be sure that ~ で「〜だと確信している」。