みならいノート

中学社会 2027年度版

鎖国と対外関係

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

学習指導要領 歴史的分野 B 近世までの日本とアジア (3) 近世の日本 ア (イ)「江戸幕府の成立と対外関係」のうち、鎖国などの幕府の対外政策と対外関係。

0. どういう論点か

江戸幕府ははじめ貿易に熱心でしたが、やがてキリスト教を禁じるために、海外との出入りを幕府が管理する方向へ進みます。これが鎖国です。

ただし「鎖国」は国を完全に閉ざしたことではありません。
4 つの窓口を通して、決まった相手とだけ行き来を続けました。
どの窓口を、どの藩が、どの相手のために受け持ったかを組で覚えるのが核心です。

窓口 受け持ち 相手
長崎 幕府(直接) オランダ・中国
対馬 対馬藩(宗氏) 朝鮮
薩摩 薩摩藩(島津氏) 琉球
松前 松前藩 アイヌの人々(蝦夷地)

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 朱印船貿易から禁教へ

根拠: 学習指導要領 歴-B-(3)-ア-(イ)

徳川家康が海外渡航を許す証書を与え、東南アジアとの貿易を盛んにした。この貿易を何という?

朱印船貿易

東南アジア各地に日本人が住む日本町ができた。

江戸幕府がキリスト教を禁じた理由として、よく挙げられるものは?

信者が神を幕府より重んじ、団結して幕府に従わなくなることを恐れたから

スペイン・ポルトガルの布教が、国の進出と結び付いていることへの警戒もあった。

キリスト教の信者を見つけ出すため、キリストやマリアの像を踏ませたことを何という?

絵踏

あわせて、人々をどこかの寺に所属させ、信者でないことを寺に証明させた(寺請制度)。

1637 年、キリスト教徒への迫害と重い年貢に苦しんだ九州の人々が、天草四郎(益田時貞)を大将に起こした一揆は?

島原・天草一揆

幕府は大軍を送ってしずめた。このあと禁教と貿易の統制がいっそう厳しくなる。

2. 鎖国の完成とオランダ・中国

根拠: 学習指導要領 歴-B-(3)-ア-(イ)

幕府は 1624 年にスペイン船、1635 年に日本人の海外渡航と帰国を、1639 年にポルトガル船の来航を禁じました。
1641 年にオランダ商館を平戸から長崎の出島に移し、鎖国の体制が固まります。

1639 年に来航を禁止されたのは、どこの国の船?

ポルトガル船

島原・天草一揆のあと、布教を続けるポルトガルを締め出した。

1641 年、オランダ商館が平戸から移された長崎の人工の島は?

出島

オランダ人はここから自由に出られなかった。この年をもって鎖国が完成したとされる。

鎖国のもとでも、ヨーロッパの国でオランダだけが貿易を認められた理由は?

キリスト教を布教しなかったから

プロテスタントの国で、貿易だけを目的とした。幕府は毎年オランダ風説書を出させ、海外の情報を得た。

鎖国のもとで、オランダのほかに長崎で貿易を認められた国は?

中国

中国人は長崎の唐人屋敷に住まわせられた。

3. 朝鮮・琉球・アイヌとの関係

根拠: 学習指導要領 歴-B-(3)-ア-(イ)

豊臣秀吉の侵略で途絶えた朝鮮との国交の回復を仲立ちし、その後も朝鮮との窓口になった藩は?

対馬藩(宗氏)

朝鮮の釜山に倭館を置いて貿易した。

将軍の代替わりなどのときに、朝鮮から江戸へ送られた使節を何という?

朝鮮通信使

江戸時代を通じて 12 回送られた。行く先々で文化の交流があった。

1609 年に琉球王国を武力で従えた藩は?

薩摩藩(島津氏)

琉球は将軍や国王の代替わりのたびに、江戸へ使節を送った。

薩摩藩に従ったあとも、琉球が中国との関係を続けさせられたのはなぜ?

中国に朝貢して行う貿易の利益を、薩摩藩が手に入れるため

琉球は薩摩藩の支配を受けながら、中国にも従う形をとり、日本と中国の間の中継貿易の役割を果たした。

蝦夷地のアイヌの人々との交易を独占する権利を、幕府から認められた藩は?

松前藩

アイヌの人々は、さけ・こんぶ・毛皮などを米や鉄製品と交換した。

1669 年、松前藩との不利な交易に抗議して、アイヌの人々が起こした戦いは?

シャクシャインの戦い

松前藩に敗れ、アイヌの人々はさらに不利な取引を強いられるようになった。

アイヌの人々の文化の特色として挙げられるものは?

自然のあらゆるものに神(カムイ)が宿ると考え、狩りや漁などで暮らし、物語(ユーカラ)を口で語り伝えた

文字を使わず、叙事詩を口伝えで受け継いだ。独自の言葉(アイヌ語)と文様を持つ。

このノートの 15 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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