みならいノート

中学社会 2027年度版

対立と合意・効率と公正

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

学習指導要領 公民的分野 A 私たちと現代社会 (2) 現代社会を捉える枠組み ア (ア)「現代社会の見方・考え方の基礎となる枠組みとしての対立と合意,効率と公正など」。

0. どういう論点か

人は 1 人では生きられず、家族・学校・地域などの集団の中で暮らしています。
考え方や利害の違う人が一緒に暮らす以上、対立が起きるのは当たり前で、大事なのはそれをどう合意に持っていくかです。

合意の中身を確かめるものさしが 効率 と 公正 です。この 2 つは、このあとの経済・政治の単元でもくり返し使います。

ものさし 問うこと 例
効率 無駄は無いか 限られた時間・お金・ものを最大限に生かせているか
公正(手続き) 決め方は正しいか 関係する全員が決定に参加できたか
公正(機会・結果) 中身は正しいか 不当に不利になる人はいないか
決め方 長所 短所
全員一致 全員が納得する 決まるまでに時間がかかり、決まらないこともある
多数決 一定の時間内に決まる 少数意見が反映されにくい
代表者が決める 早く決まる 全員の意見が反映されにくい

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 社会的存在としての人間

根拠: 学習指導要領 公-A-(2)-ア-(イ)

告示は、この単元の (イ) を「人間は本来社会的存在であることを基に」と書き出しています。
対立と合意の話は、この「人は集団の中で生きる」という前提から始まります。

人間が、家族・学校・地域などの集団の中で、ほかの人と関わりながら生きる存在であることを何という?

社会的存在

人が属するそれぞれの集団は、社会集団と呼ばれる。

人が生まれて最初に属する、最も身近で基礎的な社会集団は?

家族

学校や地域社会、職場なども社会集団にあたる。

2. 対立と合意

根拠: 学習指導要領 公-A-(2)-ア-(ア)

社会集団の中で、考え方や利害の違いから意見がぶつかり合うことを何という?

対立

人がそれぞれ違う以上、対立が起きること自体は避けられない。

対立が起きたとき、話し合いによって、互いが受け入れられる解決策にたどりつくことを何という?

合意

合意の中身が妥当かどうかを確かめる基準が、効率と公正。

3. 効率と公正

根拠: 学習指導要領 公-A-(2)-ア-(ア)

時間・お金・もの・労力などの無駄を省き、限られた資源を最大限に生かすという考え方を何という?

効率

「みんなが得をする形か」「もっと無駄の少ない方法は無いか」と問う。

一部の人が不当に扱われたり、不利益を受けたりしないようにするという考え方を何という?

公正

効率の良い決定でも、特定の人だけが損をするなら公正とはいえない。

「関係する人全員が、決定に参加できたか」を問う公正を何という?

手続きの公正さ

決め方そのものが正しいかを問う。

「誰にも同じ機会が与えられているか」「立場が変わっても受け入れられる結果か」を問う公正を何という?

機会や結果の公正さ

手続きの公正さが決め方を問うのに対し、こちらは中身を問う。

4. 物事の決め方

根拠: 学習指導要領 公-A-(2)-ア-(ア)

全員一致で物事を決める方法の長所と短所は?

長所=全員が納得できる
短所=決まるまでに時間がかかり、決まらないこともある

人数が少ない集団や、とくに大事な決定に向いている。

多数決で物事を決める方法の長所と短所は?

長所=一定の時間内に決められる
短所=少数意見が反映されにくい

多くの人が関わる決定で使われる。

多数決で決める前に大切にしなければならないことは?

十分に話し合い、少数意見を尊重すること

数の多さだけで決めると、少数の人が不当に扱われるおそれがある。

一人または代表者が物事を決める方法の長所と短所は?

長所=すばやく決められる
短所=全員の意見が反映されにくい

決める人に任せる範囲を、あらかじめ全員で決めておくことが大切。

このノートの 12 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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