みならいノート

中学社会 2027年度版

個人の尊厳ときまり・契約

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

学習指導要領 公民的分野 A 私たちと現代社会 (2) 現代社会を捉える枠組み ア (イ)「個人の尊厳と両性の本質的平等,契約の重要性やそれを守ることの意義及び個人の責任」。

0. どういう論点か

集団の中で暮らすとき、一人ひとりをかけがえのない個人として大切にすることが出発点です(個人の尊厳)。
その上で、対立を防いだり解決したりするために、人々はきまりを作り、互いに契約を結びます。

きまりも契約も、自分たちで合意したものだから守る義務が生じるという点で同じ筋です。

誰が結ぶ・作る 守る理由
きまり(ルール) 集団のみんなで みんなで合意して作ったから
契約 当事者どうしで 自分の意思で合意したから

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 個人の尊厳と両性の本質的平等

根拠: 学習指導要領 公-A-(2)-ア-(イ)

憲法 24 条は、結婚と家族について定めた条文です。
戦前の民法では、家の長である戸主が家族の結婚などに強い権限を持っていましたが、
日本国憲法の下で民法が改められ、家族の中でも一人ひとりが対等な個人として扱われるようになりました。

憲法 24 条で、婚姻は何のみに基づいて成立するとされている?

両性の合意

夫婦は同等の権利を持ち、互いに協力して婚姻を維持しなければならない、と続く。

憲法 24 条で、家族に関する法律はどんな 2 つの原則に立って作られなければならないとされている?

個人の尊厳と両性の本質的平等

配偶者の選択・財産・相続・住居・離婚など、家族に関わる事項が対象。

戦前、家の長である戸主が家族に対して強い権限を持っていた制度を何という?

家制度

戦後、憲法 24 条に合わせて民法が改正され、廃止された。

2. きまりの意義

根拠: 学習指導要領 公-A-(2)-ア-(イ)

社会集団の中で、きまり(ルール)が作られる目的は?

対立を防いだり、解決したりするため

きまりによって、一人ひとりの権利と、果たすべき義務・責任がはっきりする。

自分たちで作ったきまりを、守らなければならないのはなぜ?

みんなで合意して作ったものだから

合意したきまりには、それを守る責任が生じる。

社会の状況が変わり、きまりが目的に合わなくなったとき、どうすべきか?

みんなで話し合って、きまりを見直す(変える)

守らないで済ませるのではなく、合意の手続きを通して作り直す。

3. 契約と個人の責任

根拠: 学習指導要領 公-A-(2)-ア-(イ)

契約は、どんなときに成立する?

当事者どうしが合意したとき

口約束でも成立する。契約書は、合意の内容を後で確かめるための証拠になる。

コンビニで弁当を買うことは、どんな契約にあたる?

売買契約

買い物も契約の一つ。お店は商品を渡す義務、客は代金を払う義務を負う。

一度結んだ契約について、当事者はどんな義務を負う?

契約の内容を守る義務

相手の同意なしに、一方の都合だけで取り消したり変えたりすることはできない。

誰と、どんな内容で、どんな方法で契約を結ぶかを、当事者が自由に決められるという原則を何という?

契約自由の原則

ただし、立場の弱い側を守るために、法律で制限されることがある(労働や消費者の契約など)。

成年年齢に達すると、契約についてどんな変化がある?

親の同意がなくても一人で契約を結べるが、その責任も自分で負う

成年年齢は 18 歳。未成年者が親の同意なしに結んだ契約は、原則として取り消せる。

このノートの 11 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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