みならいノート

中学理科 2027年度版

葉・茎・根と蒸散

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

学習指導要領 第 2 分野 (3) 生物の体のつくりと働き ア (イ)「植物の体のつくりと働き」㋐。

0. どういう論点か

葉・茎・根は、水の通り道でつながった 1 本の管として働きます。

根(吸う)→ 茎の道管(上げる)→ 葉の気孔(出す=蒸散)

水を上へ引き上げている力の中心は、葉からの蒸散です。
養分の通り道は別にあり、それが師管です。

管 運ぶもの 茎の中の位置
道管 根から吸った水や肥料分 内側(中心側)
師管 葉でつくった養分 外側

道管と師管が集まった束を維管束といい、茎の中での並び方は植物のなかまで違います。

茎の維管束の並び方
双子葉類 輪のように並ぶ
単子葉類 全体に散らばる

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 葉と気孔

根拠: 学習指導要領 2-(3)-イ-㋐

気孔とは何か。何が出入りするか?

葉の表皮にある、2 つの孔辺細胞に囲まれたすきま

酸素・二酸化炭素・水蒸気が出入りする。

気孔は、葉の表と裏のどちらに多いか?

多くの植物で、裏側に多い

蒸散とは何か。どんな働きがあるか?

植物の体内の水が、水蒸気となっておもに気孔から出ていくこと

根から水を吸い上げる力になる。植物の体の温度が上がりすぎるのも防ぐ。

2. 蒸散の実験

根拠: 学習指導要領 2-(3)-イ-㋐

同じ枝を 3 本用意し、葉にワセリンをぬって気孔をふさぎ、水の減り方を比べます。

枝 ワセリン 水が出ていく所
A ぬらない 葉の表・葉の裏・茎
B 葉の表にぬる 葉の裏・茎
C 葉の裏にぬる 葉の表・茎

蒸散の実験で、水面に油を浮かべるのはなぜか?

水面から水が蒸発するのを防ぐため

減った水の量を、すべて植物からの蒸散によるものにできる。

上の実験で、葉の裏からの蒸散量はどう求めるか?

A の減少量 − C の減少量

A(表+裏+茎)から C(表+茎)を引くと、裏の分だけが残る。

A が 10.0 mL、B が 7.5 mL、C が 3.5 mL 減った。葉の表・葉の裏・茎からの蒸散量は、それぞれ何 mL か?

表=2.5 mL(A − B)
裏=6.5 mL(A − C)
茎=1.0 mL(10.0 − 2.5 − 6.5)

裏からの量がいちばん多いのは、気孔が裏側に多いため。

3. 茎と根

根拠: 学習指導要領 2-(3)-イ-㋐

道管と師管は、それぞれ何を運ぶか?

道管=根から吸収した水や肥料分
師管=葉でつくられた養分

茎の中で、道管と師管はどちらが内側にあるか?

道管が内側(中心側)、師管が外側

道管と師管の集まりを維管束という。

茎の維管束の並び方は、双子葉類と単子葉類でどう違うか?

双子葉類=輪のように並ぶ
単子葉類=全体に散らばる

色水に植物をさしておくと、茎の断面で赤く染まるのはどの部分か?

道管

根から吸い上げた水の通り道なので、色水が通って染まる。

根毛の働きは何か?

根の表面積を大きくして、水や肥料分を効率よく吸収する

根の先端近くにある、細い毛のようなもの。

葉・茎・根は、水の流れでどうつながっているか?

根から吸った水が、茎の道管を通って葉まで運ばれ、気孔から蒸散で出ていく

蒸散がさかんなほど、根から水がよく吸い上げられる。

このノートの 12 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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