生物と細胞
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 第 2 分野 (3) 生物の体のつくりと働き ア (ア)「生物と細胞」㋐。
0. どういう論点か
生物の体は、細胞という小さな部屋が集まってできています。
植物と動物の細胞には、共通するつくりと植物にしかないつくりがあります。
| つくり | 植物の細胞 | 動物の細胞 |
|---|---|---|
| 核 | ある | ある |
| 細胞膜 | ある | ある |
| 細胞壁 | ある | ない |
| 葉緑体 | ある(緑色の部分) | ない |
| 液胞 | よく発達している | 目立たない |
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- 細胞壁と細胞膜は別のもの(細胞壁は植物だけ、細胞膜は両方にある)
- 顕微鏡の像は上下左右が逆(右上に見えるものを中央に寄せるには、プレパラートを右上へ動かす)
- 高倍率にすると、視野はせまく暗くなる
1. 顕微鏡の使い方
根拠: 学習指導要領 2-(3)-ア-㋐
顕微鏡の倍率は、どうやって求めるか?
接眼レンズの倍率 × 対物レンズの倍率
例: 10 倍の接眼レンズと 40 倍の対物レンズなら 400 倍。
顕微鏡のレンズは、接眼レンズと対物レンズのどちらを先に取り付けるか?
接眼レンズを先に取り付ける
先に対物レンズを付けると、鏡筒の中にほこりが入るため。
ピントを合わせるとき、対物レンズとプレパラートはどう動かすか?
横から見ながら近づけておき、接眼レンズをのぞきながら遠ざけてピントを合わせる
のぞきながら近づけると、レンズとプレパラートがぶつかる。
視野の右上に見えるものを中央に移すには、プレパラートをどちらへ動かすか?
右上
顕微鏡の像は上下左右が逆なので、見えている向きと同じ向きに動かす。
低倍率から高倍率に変えると、視野の広さと明るさはどうなるか?
視野はせまく、明るさは暗くなる
だから観察はまず低倍率で目当てのものを探してから、高倍率に変える。
2. 細胞のつくり
根拠: 学習指導要領 2-(3)-ア-㋐
細胞の核を観察しやすくするために使う染色液は?
酢酸オルセイン溶液・酢酸カーミン溶液
核がよく染まって見やすくなる。
植物の細胞と動物の細胞に共通するつくりを 2 つ挙げよ。
核・細胞膜
植物の細胞にだけ見られるつくりを 3 つ挙げよ。
細胞壁・葉緑体・発達した液胞
細胞壁の働きは何か?
細胞の形を保ち、植物の体を支える
細胞膜の外側にあるじょうぶなしきり。
3. 細胞と生物の体
根拠: 学習指導要領 2-(3)-ア-㋐
体が 1 つの細胞だけでできている生物を何という。例を 3 つ挙げよ。
単細胞生物。例: ゾウリムシ・アメーバ・ミカヅキモ・ミドリムシ
体がたくさんの細胞でできている生物を何という?
多細胞生物
ヒトや多くの植物・動物がこれにあたる。
多細胞生物の体は、細胞からどう組み立てられているか?
細胞 → 組織 → 器官 → 個体
同じ形や働きの細胞が集まって組織、組織が集まって器官になる。
細胞の呼吸(細胞呼吸)とは何か?
細胞が酸素を使って養分を分解し、生きるためのエネルギーを取り出すこと
このとき二酸化炭素と水ができる。