気象要素と圧力
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 第 2 分野 (4) 気象とその変化 ア (ア)「気象観測」㋐。
0. どういう論点か
天気のようすを表す量を気象要素といいます。気温・湿度・気圧・風向・風力・雲量などです。
そのうち気圧を理解するための土台が圧力です。
圧力は「同じ力でも、せまい面で受けるほど効く」ことを数にしたものです。
圧力〔Pa〕= 面を垂直に押す力〔N〕÷ 力が働く面積〔m²〕
空気にも重さがあるので、空気は地表のあらゆる物を押しています。これが大気圧(気圧)です。
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- 圧力は面積で割る(力が同じでも、面積が小さいほど圧力は大きい)
- 面積は m² に直してから割る(cm² のまま割ると 10000 倍ずれる)
- 大気圧はあらゆる向きから働く(上から押しているだけではない)
1. 気象要素
根拠: 学習指導要領 2-(4)-ア-㋐
気象要素とは何か。例を 4 つ挙げよ。
天気のようすを表す要素
気温・湿度・気圧・風向・風力・雲量など。
2. 圧力
根拠: 学習指導要領 2-(4)-ア-㋐
圧力を求める式と単位は?
圧力〔Pa〕= 面を垂直に押す力〔N〕÷ 力が働く面積〔m²〕
単位はパスカル〔Pa〕。1 Pa = 1 N/m²。
同じ物体でも、置く向きを変えると圧力が変わるのはなぜか?
接する面積が変わるから
面積が小さいほど圧力は大きい。画びょうの先がとがっているのはこのため。
面積 0.5 m² の面に 20 N の力が垂直に働いている。圧力は?
40 Pa
20 ÷ 0.5 = 40。
面積が cm² で与えられたとき、Pa を求めるにはどうするか?
m² に直してから割る
1 m² = 10000 cm²。100 cm² なら 0.01 m²。
直さずに割ると 10000 倍ずれる。
3. 大気圧
根拠: 学習指導要領 2-(4)-ア-㋐
大気圧(気圧)とは何か。何によって生じるか?
空気による圧力。空気にも重さがあるから生じる
大気圧はどの向きから働くか?
あらゆる向きから働く
上からだけでなく、横からも下からも押している。
海面と同じ高さでの平均の大気圧(1 気圧)は、約何 hPa か?
約 1013 hPa
1 hPa(ヘクトパスカル)= 100 Pa。
山の上に持っていくと、お菓子の袋がふくらむのはなぜか?
高いところほど大気圧が小さいから
上にある空気が少なくなるため。袋の中から押す力が勝ってふくらむ。
少量の水を入れて加熱した空き缶にふたをして冷やすと、缶がつぶれるのはなぜか?
缶の中の水蒸気が水にもどって中の気圧が下がり、外の大気圧に押されるから