刺激と反応
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 第 2 分野 (3) 生物の体のつくりと働き ア (ウ)「動物の体のつくりと働き」㋑。
0. どういう論点か
動物は、まわりの変化(刺激)を受け取って、それに応じて体を動かします(反応)。
信号の通り道は決まっていて、脳を通るかどうかで 2 種類に分かれます。
| 信号の道すじ | 速さ | |
|---|---|---|
| 意識して行う反応 | 感覚器官 → 感覚神経 → 脊髄 → 脳 → 脊髄 → 運動神経 → 筋肉 | 時間がかかる |
| 反射 | 感覚器官 → 感覚神経 → 脊髄 → 運動神経 → 筋肉 | 速い |
反射は脳を通らないぶん速く、危険から体を守るのに役立ちます。
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- 反射の信号は脳を通らない(脊髄などから直接、運動神経へ命令が出る)
- 筋肉は縮むことしかできない(1 対の筋肉が交互に縮んで関節を曲げのばしする)
- 目の像ができるのは網膜(水晶体はレンズの役)
1. 感覚器官
根拠: 学習指導要領 2-(3)-ウ-㋑
刺激を受け取る器官を何という。例を 5 つ挙げよ。
感覚器官。目・耳・鼻・舌・皮膚
目で、光の量を調節するつくりはどこか?
虹彩
ひとみの大きさを変えて、目に入る光の量を調節する。
目で、レンズの役をするつくりと、像ができるつくりは?
レンズの役=水晶体
像ができる=網膜(光の刺激を受け取る細胞がある)
耳で、音の振動をとらえるつくりと、その刺激を受け取るつくりは?
振動をとらえる=鼓膜
刺激を受け取る=うずまき管
鼓膜の振動は耳小骨を通してうずまき管に伝わる。
2. 神経系
根拠: 学習指導要領 2-(3)-ウ-㋑
中枢神経と末しょう神経とは、それぞれ何か?
中枢神経=脳と脊髄(判断や命令を行う)
末しょう神経=中枢神経から枝分かれして全身に広がる神経(感覚神経・運動神経)
感覚神経と運動神経は、それぞれ何を伝えるか?
感覚神経=感覚器官で受け取った刺激の信号を、中枢神経へ伝える
運動神経=中枢神経からの命令を、筋肉へ伝える
皮膚にふれられたのを感じて、意識して手を動かすとき、信号はどう伝わるか?
皮膚 → 感覚神経 → 脊髄 → 脳 → 脊髄 → 運動神経 → 筋肉
反射とは何か?
刺激に対して、意識とは関係なく決まった反応が起こること
信号が脳を通らず、脊髄などから直接運動神経に伝わる。
反射の例を 2 つ挙げよ。
熱いものにふれて思わず手を引っこめる・明るさによってひとみの大きさが変わるなど
反射が意識して行う反応より速いのはなぜか?
信号が脳を通らず、伝わる道すじが短いから
危険から体をすばやく守るのに役立つ。
3. 骨と筋肉
根拠: 学習指導要領 2-(3)-ウ-㋑
筋肉は骨にどうやってついているか?
筋肉の両端のけんで、関節をまたいで 2 つの骨についている
うでを曲げるとき、うでの内側と外側の筋肉はどうなるか?
内側の筋肉が縮み、外側の筋肉がゆるむ
のばすときはその逆になる。
うでを曲げのばしするのに、筋肉が 2 つ 1 組で働くのはなぜか?
筋肉は自分で縮むことはできるが、自分でのびることはできないから
一方が縮むとき、もう一方がのばされる。