月と金星の見え方
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 第 2 分野 (6) 地球と宇宙 ア (イ)「太陽系と恒星」㋒。
0. どういう論点か
月も金星も自ら光らず、太陽の光が当たっている半分だけが光ります。
地球からその光った部分がどれだけ見えるかで、形(満ち欠け)が決まります。
月の満ち欠けは、約 29.5 日でひと回りします。
| 月の形 | 見える時刻と方位 |
|---|---|
| 新月 | 見えない(太陽と同じ方向にある) |
| 上弦の月 | 夕方、南の空(右半分が光る) |
| 満月 | 夕方に東からのぼり、真夜中に南中 |
| 下弦の月 | 明け方、南の空(左半分が光る) |
金星は地球より内側を回るので、真夜中には見えません。
見えるのは明け方の東の空か、夕方の西の空だけです。
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- 日食は新月のとき、月食は満月のとき
- 金星は地球に近いほど大きく見え、大きく欠ける
- 月がいつも同じ面を地球に向けているのは、自転と公転の周期が同じだから
1. 月の満ち欠け
根拠: 学習指導要領 2-(6)-イ-㋒
月が光って見えるのはなぜか?
太陽の光を反射しているから
月は自ら光を出さない。
月の満ち欠けが起こるのはなぜか?
月が地球のまわりを公転し、太陽・地球・月の位置関係が変わるから
地球から見える、月の光っている部分の形が変わる。
月の満ち欠けは、約何日でくり返されるか?
約 29.5 日
上弦の月は、いつ、どの方位に見えるか。どちら側が光っているか?
夕方に南の空に見え、右半分が光っている
満月は、いつごろのぼり、いつごろ南中するか?
夕方に東の空からのぼり、真夜中に南中する
満月は太陽と反対の方向にあるため。
同じ時刻に見える月の位置は、1 日ごとにどちらへずれていくか?
東へずれていく(月ののぼる時刻は、1 日に約 50 分ずつ遅くなる)
月が地球のまわりを公転しているため。
月がいつも地球に同じ面を向けているのはなぜか?
月の自転の周期と公転の周期が同じだから
2. 日食と月食
根拠: 学習指導要領 2-(6)-イ-㋒
日食とは何か。どんな並び方のときに起こるか?
太陽が月にかくされる現象。太陽・月・地球の順に一直線に並んだとき
月の形でいうと新月のときに起こる。
月食とは何か。どんな並び方のときに起こるか?
月が地球の影に入る現象。太陽・地球・月の順に一直線に並んだとき
月の形でいうと満月のときに起こる。
3. 金星の見え方
根拠: 学習指導要領 2-(6)-イ-㋒
金星が真夜中に見えないのはなぜか?
地球より内側を公転していて、地球から見て太陽の近くの方向にしかないから
「よいの明星」と「明けの明星」は、それぞれいつ、どの方位に見える金星か?
よいの明星=夕方の西の空
明けの明星=明け方の東の空
金星が地球に近づくと、見かけの大きさと形はどうなるか?
大きく見え、大きく欠けて細くなる
地球から遠いときは、小さく見え、欠け方も小さい。
金星が満ち欠けして見えるのはなぜか?
金星が公転し、太陽・金星・地球の位置関係が変わるから
光っている半分のうち、地球から見える部分の割合が変わる。