日周運動と自転
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 第 2 分野 (6) 地球と宇宙 ア (ア)「天体の動きと地球の自転・公転」㋐。
0. どういう論点か
太陽も星も、1 日で東から西へ空を回っているように見えます。これが日周運動です。
本当に動いているのは地球のほうで、地球が西から東へ自転しているため、
空が逆向き(東から西)に動いて見えます。
1 日(24 時間)で 360° 回るので、1 時間に約 15° 動きます。
| 見る方位 | 星の動き |
|---|---|
| 北の空 | 北極星を中心に、反時計回り |
| 東の空 | 右ななめ上へのぼる |
| 南の空 | 東から西へ、弧をえがく |
| 西の空 | 右ななめ下へしずむ |
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- 地球の自転は西から東、天体の見かけの動きは東から西(向きが逆)
- 北の空の星は反時計回り(時計回りではない)
- 北極星がほとんど動かないのは、地軸の延長線上にあるから
1. 日周運動
根拠: 学習指導要領 2-(6)-ア-㋐
日周運動とは何か?
天体が、1 日に 1 回、東から西へ地球のまわりを回るように見える動き
日周運動が起こるのはなぜか?
地球が、地軸を中心に西から東へ自転しているから
天体は、日周運動で 1 時間に約何度動いて見えるか?
約 15°
24 時間で 360° 回るので、360 ÷ 24 = 15。
天体が真南にくることを何という。そのときの高度を何という?
南中。そのときの高度を南中高度という
2. 方位ごとの星の動き
根拠: 学習指導要領 2-(6)-ア-㋐
北の空の星は、どのように動いて見えるか?
北極星を中心に、反時計回りに回る
1 時間に約 15° ずつ回る。
北極星がほとんど動かないのはなぜか?
地軸をのばした先の近くにあるから
自転の中心の方向にあるので、回転しても位置がほとんど変わらない。
東の空・南の空・西の空で、星はそれぞれどう動いて見えるか?
東=右ななめ上へのぼる
南=東から西へ、弧をえがく
西=右ななめ下へしずむ
3. 太陽の日周運動の観察
根拠: 学習指導要領 2-(6)-ア-㋐
透明半球に太陽の位置を記録するとき、印はどこに付けるか?
ペンの先の影が、透明半球の中心(円の中心)に重なる位置
中心が観測者の位置にあたる。
透明半球に 1 時間ごとに付けた印の間隔が、どれも等しくなるのはなぜか?
地球が一定の速さで自転しているから
1 時間ごとの印の間隔が 2.5 cm だった。日の出の点から最初の印までが 5.0 cm のとき、日の出は最初の印の何時間前か?
2 時間前
5.0 ÷ 2.5 = 2。印の間隔が 1 時間分にあたる。
天球とは何か?
観測者を中心とした、天体が張りついているように見える見かけの球面
天体の位置や動きを表すのに使う。観測者の真上の点を天頂という。