地震
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 第 2 分野 (2) 大地の成り立ちと変化 ア (ウ)「火山と地震」㋑。
0. どういう論点か
地震が起きると、速さの違う 2 つの波が同時に出ます。
| 波 | 速さ | 起こす揺れ |
|---|---|---|
| P 波 | 速い | 初期微動(はじめの小さな揺れ) |
| S 波 | おそい | 主要動(後から来る大きな揺れ) |
同時に出発しても、遠くへ行くほど 2 つの到着時刻の差が開きます。
この差=初期微動継続時間は、震源からの距離にほぼ比例します。
日本で地震が多いのは、4 つのプレートの境目にあるからです。
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- 震度は揺れの大きさ、マグニチュードは地震そのものの規模(震度は場所ごとにあるが、マグニチュードは 1 つの地震に 1 つ)
- 震源と震央は違う(震央は震源の真上の地表の点)
- 海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む(逆ではない)
1. 震源と揺れの伝わり方
根拠: 学習指導要領 2-(2)-ウ-㋑
震源と震央とは、それぞれ何か?
震源=地下で地震が発生した場所
震央=震源の真上の地表の地点
初期微動と主要動は、それぞれ何の波によって起こるか?
初期微動=P 波(速い波)
主要動=S 波(おそい波)
初期微動継続時間とは何か?
P 波が届いてから S 波が届くまでの時間(初期微動が続く時間)
震源からの距離が遠いほど、初期微動継続時間はどうなるか?
長くなる(震源からの距離にほぼ比例する)
P 波と S 波の到着時刻の差が、遠くへ行くほど開くため。
初期微動継続時間が 10 秒の地点 A と、20 秒の地点 B では、震源に近いのはどちらか?
地点 A
初期微動継続時間は震源からの距離にほぼ比例するので、B は A のおよそ 2 倍遠い。
緊急地震速報は、どんなしくみを使っているか?
速い P 波を震源の近くでとらえ、おそい S 波(大きな揺れ)が届く前に知らせる
2. 震度とマグニチュード
根拠: 学習指導要領 2-(2)-ウ-㋑
震度とは何か。日本では何段階に分けられているか?
ある地点での揺れの大きさ。0〜7 の 10 段階
5 と 6 がそれぞれ弱・強に分かれている(0・1・2・3・4・5 弱・5 強・6 弱・6 強・7)。
マグニチュードとは何か?
地震そのものの規模(エネルギーの大きさ)
1 つの地震に 1 つの値。震度は場所ごとに違う。
マグニチュードが 1 大きくなると、地震のエネルギーは約何倍か?
約 32 倍
2 大きくなると約 1000 倍。
同じ地震で、震源から遠い地点ほど震度はどうなるか?
ふつう小さくなる
ただし、地盤のやわらかい所は揺れが大きくなりやすい。
3. 地震の原因
根拠: 学習指導要領 2-(2)-ウ-㋑
地球の表面をおおう、厚さ数十〜100 km ほどの岩盤を何という?
プレート
プレートは年に数 cm ずつ動いている。
日本付近にある 4 つのプレートを挙げよ。
太平洋プレート・フィリピン海プレート(海洋プレート)
北アメリカプレート・ユーラシアプレート(大陸プレート)
日本付近で、海洋プレートと大陸プレートはどう動いているか?
海洋プレートが、大陸プレートの下に沈み込んでいる
引きずり込まれた大陸プレートがはね上がると、大きな地震が起こる。
日本付近の地震の震源は、太平洋側から日本海側へ向かって、深さがどう変わるか?
しだいに深くなる
海洋プレートが大陸プレートの下へ斜めに沈み込んでいるため。
今後もずれ動く可能性がある断層を何という?
活断層
内陸で起こる地震の多くは、活断層がずれ動くことで起こる。
海底で大きな地震が起こると、津波が発生するのはなぜか?
海底の地形が急に隆起・沈降し、その上の海水全体が持ち上げられたり下げられたりするから