化石と地質年代
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 第 2 分野 (2) 大地の成り立ちと変化 ア (イ)「地層の重なりと過去の様子」㋐。
0. どういう論点か
地層の中の化石は、2 種類の情報を教えてくれます。
| 分かること | 条件 | |
|---|---|---|
| 示相化石 | その地層ができた当時の環境 | 限られた環境にしか住めない生物 |
| 示準化石 | その地層ができた時代 | 短い期間に広い範囲で栄えて絶滅した生物 |
示準化石から、地球の歴史は大きく 3 つに分けられています。
| 地質年代 | 代表的な示準化石 |
|---|---|
| 古生代 | 三葉虫・フズリナ |
| 中生代 | アンモナイト・恐竜 |
| 新生代 | ビカリア・ナウマンゾウ・マンモス |
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- 示相化石=環境、示準化石=時代(「準」は時代の基準、と覚える)
- 示準化石に向くのは、短い期間・広い範囲(長く生きた生物は時代を特定できない)
- 古い順に 古生代 → 中生代 → 新生代
1. 化石
根拠: 学習指導要領 2-(2)-イ-㋐
化石とは何か?
大昔の生物の遺骸や、足あと・巣穴などの生活のあとが、地層の中に残ったもの
示相化石とは何か?
地層ができた当時の環境を知る手がかりになる化石
限られた環境にしか住めない生物の化石が向いている。
サンゴの化石が見つかった地層は、どんな環境でできたと考えられるか?
あたたかくて浅い、きれいな海
シジミの化石が見つかった地層は、どんな環境でできたと考えられるか?
河口や湖(淡水や、淡水と海水が混じる所)
ブナの化石(葉)が見つかった地層は、どんな環境でできたと考えられるか?
やや寒冷な気候の土地
示準化石とは何か。どんな生物が向いているか?
地層ができた時代を知る手がかりになる化石
短い期間に、広い範囲で栄えて、絶滅した生物が向いている。
2. 地質年代
根拠: 学習指導要領 2-(2)-イ-㋐
地質年代を古い順に 3 つ挙げよ。
古生代 → 中生代 → 新生代
古生代の代表的な示準化石を 2 つ挙げよ。
三葉虫・フズリナ
中生代の代表的な示準化石を 2 つ挙げよ。
アンモナイト・恐竜
新生代の代表的な示準化石を 2 つ挙げよ。
ビカリア・ナウマンゾウ・マンモス
アンモナイトの化石を含む層と、三葉虫の化石を含む層では、どちらが古いか?
三葉虫を含む層
三葉虫は古生代、アンモナイトは中生代。
長い期間にわたって生き続けている生物の化石が、示準化石に向かないのはなぜか?
どの時代の地層からも見つかるので、時代を 1 つに決められないから