みならいノート

中学理科 2027年度版

仕事とエネルギー

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

学習指導要領 第 1 分野 (5) 運動とエネルギー ア (ウ)「力学的エネルギー」㋐。

0. どういう論点か

理科でいう仕事は、日常の意味とは違います。
力を加えて、その向きに動かしたときだけ仕事をしたことになります。

仕事〔J〕= 力の大きさ〔N〕× 力の向きに動いた距離〔m〕

道具(斜面・動滑車・てこ)を使うと、必要な力は小さくできます。
しかしそのぶん動かす距離が長くなり、仕事の量は変わりません——これが仕事の原理です。

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 仕事

根拠: 学習指導要領 1-(5)-ウ-㋐

理科でいう「仕事」の式と単位は?

仕事〔J〕= 力の大きさ〔N〕× 力の向きに動いた距離〔m〕

単位はジュール〔J〕。

20 N の力で物体を 3 m 動かしたときの仕事は?

60 J

20 × 3 = 60。

重い荷物を持って立ったままでいるとき、仕事はいくらか?

0 J

動いていないので、距離が 0。理科の「仕事」は日常の意味とは違う。

荷物を持ったまま水平に歩いたとき、重力に逆らってした仕事は?

0 J

支えている力は上向き、動いた向きは水平で、向きが垂直のため。

質量 2 kg の物体を 1.5 m 持ち上げたときの仕事は?(100 g の物体に働く重力を 1 N とする)

30 J

2 kg = 2000 g なので重力は 20 N。20 × 1.5 = 30。

2. 仕事率

根拠: 学習指導要領 1-(5)-ウ-㋐

仕事率とは何か。式と単位は?

1 秒あたりにする仕事の量

仕事率〔W〕= 仕事〔J〕÷ かかった時間〔秒〕、単位はワット〔W〕。

600 J の仕事を 20 秒でしたときの仕事率は?

30 W

600 ÷ 20 = 30。

同じ仕事を短い時間ですると、仕事率はどうなるか?

大きくなる

仕事の量が同じでも、速くすれば仕事率は上がる。

3. 仕事の原理

根拠: 学習指導要領 1-(5)-ウ-㋐

仕事の原理とは?

道具を使っても、使わなくても、仕事の量は変わらない

必要な力が小さくなるぶん、動かす距離が長くなる。

動滑車を 1 つ使うと、力と距離はそれぞれどうなるか?

力は半分、引く距離は2 倍

仕事の量は変わらない。

質量 6 kg の物体を動滑車で 2 m 持ち上げた。必要な力と引く距離は?(100 g に働く重力を 1 N とする)

力は30 N、引く距離は4 m

重力は 60 N なので力は半分の 30 N、距離は 2 倍の 4 m。
仕事はどちらで計算しても 120 J。

斜面を使って物体を持ち上げると、力と距離はどうなるか?

力は小さくなり、動かす距離は長くなる

斜面がゆるやかなほど力は小さく、距離は長い。仕事は変わらない。

定滑車を使うと、力の大きさはどうなるか?

変わらない

変わるのは力の向きだけ(下へ引けば上へ上がる)。
動滑車と混同しないこと。

このノートの 13 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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