みならいノート

中学国語 2027年度版

音声の働きと仕組み

みならいノートで覚える(無料)

このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

0. どういうまとまりか

話し言葉は、音の並びだけでなく、音の高さ・強さ・調子でも意味を伝えています。
似た名前が並ぶので、何の単位に付くものかで分けて覚えます。

名前 何に付くか 何をするか 例
音節(拍) 音の区切り 1 拍ずつほぼ同じ長さで発音する単位 き・っ・て(3 拍)
アクセント 1 つの語 語の中の音の高低の決まり。同音の語を区別する 箸・橋・端
イントネーション 文(とくに文末) 文末の上げ下げで、質問か確認か、気持ちを表す 行く?(上げる)/行く。(下げる)
プロミネンス 文の中の特定の語 伝えたい語を強く・はっきり言う 私が行きます。

分かれ目は次の 3 つ。

1. 音節(拍)

根拠: 学習指導要領 国1-(1)-ア

日本語の音節は、ほぼ同じ長さで区切って発音される拍(モーラ)で数えるのが基本です。
仮名 1 文字がおおむね 1 拍ですが、小さい「ゃ・ゅ・ょ」がつく音だけは 2 文字で 1 拍になります。
俳句の「五・七・五」、短歌の「五・七・五・七・七」も、この拍で数えます。

日本語の音節の多くは、子音+母音(か=k+a)か、母音だけ(あ・い・う・え・お)でできています。
日本語の母音はあ・い・う・え・おの 5 つです。

日本語の母音はいくつあり、何か?

5 つ。あ・い・う・え・お。
「か」は子音 k と母音 a の組み合わせのように、多くの音節は子音+母音でできている。

促音(っ)・撥音(ん)・長音(ー)は、拍を数えるときそれぞれ何拍か?

それぞれ 1 拍。
「きって」は き・っ・て の 3 拍、「パン」は パ・ン の 2 拍、「ケーキ」は ケ・ー・キ の 3 拍。

「きょう(今日)」は何拍か?

2 拍(きょ・う)。
小さい「ょ」がつく拗音は 2 文字で 1 拍に数える。

「がっこう(学校)」は何拍か?

4 拍(が・っ・こ・う)。
促音の「っ」も、長く伸ばす「う」も 1 拍ずつ数える。

「しゃしん(写真)」は何拍か?

3 拍(しゃ・し・ん)。
拗音「しゃ」で 1 拍、撥音「ん」で 1 拍。

2. アクセント

根拠: 学習指導要領 国1-(1)-ア

アクセントは、1 つの語の中でどこを高く、どこを低く言うかの決まりです。
日本語は音の高低で区別する高低アクセントで、英語のように強弱で区別するものではありません。
アクセントは地域によって違いますが、ここでは共通語(東京の言い方がもと)の例で考えます。

語の中の音の高低の決まりで、同じ音の語を聞き分ける手がかりになるものを何というか?

アクセント。
日本語のアクセントは、音の強弱ではなく高低で表す(高低アクセント)。

共通語で「箸・橋・端」をアクセントで言い分けるとき、「は」を高く言い始めるのはどれか?

箸(高・低)。
「橋」と「端」はどちらも低く始まり、助詞「が」をつけたとき「橋が」は下がり、「端が」は下がらない。

同じ語でも、地域によって高く言うところが違うことがある。これは言葉の何が地域で違うからか?

アクセントが地域によって違うから。
たとえば「箸」と「橋」の高低は、東京と関西で逆になることが多い。

3. イントネーションとプロミネンス

根拠: 学習指導要領 国1-(1)-ア

イントネーションは、文全体、とくに文末の上げ下げです。同じ「行く」でも、文末を上げれば質問、下げれば言い切りになります。
プロミネンスは、文の中で特に伝えたい語を強く、はっきり言うことです。どの語を強めるかで、答えている問いが変わります。

「明日、行く」の文末を上げて言うと質問になり、下げて言うと言い切りになる。この文末の上げ下げを何というか?

イントネーション。
文末の調子で、質問・確認・念押し・驚きなどの気持ちを表す。

文の中で、特に伝えたい語を強く、はっきり言うことを何というか?

プロミネンス。
「私が図書館に行きます」なら「誰が」、「私が図書館に行きます」なら「どこへ」を伝えたいことになる。

「兄が駅で待っている」を「誰が待っているの?」への答えとして言うとき、どの語を強めるか?

兄が。
問われている部分(誰が)にあたる語を強めるのが、プロミネンスの使い方。

アクセント・イントネーション・プロミネンスのうち、1 つの語について決まっていて、話す人が気持ちで変えないものはどれか?

アクセント。
イントネーションとプロミネンスは、話す人が場面や伝えたいことに合わせて変える。

このノートの 12 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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