みならいノート

中学国語 2027年度版

文章の構成と展開

みならいノートで覚える(無料)

このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

0. どういうまとまりか

説明文や意見文は、でたらめに書かれているのではなく、何をどの順に置くかが決まっています。
組み立ての型を知っていると、読むときは筆者の言いたいことがどこにあるかが、書くときは何から書けばよいかが分かります。

型 結論(筆者の考え)の位置 組み立て
頭括型 初め 結論 → 説明・具体例
尾括型 終わり 説明・具体例 → 結論
双括型 初めと終わりの両方 結論 → 説明・具体例 → 結論(まとめ直し)

分かれ目は次の 3 つ。

1. 序論・本論・結論

根拠: 学習指導要領 国2-(1)-オ

説明文や意見文の多くは、序論・本論・結論の 3 つのまとまりでできています。
序論で話題や問いを示し、本論で具体例や理由を挙げて説明し、結論で筆者の考えをまとめます。

文章の初めで、話題を示したり問題を投げかけたりする部分を何というか?

序論。
「〜だろうか。」という問いかけ(問題提起)で始まることが多い。

序論で示した話題について、具体例や理由を挙げてくわしく説明する部分を何というか?

本論。
文章のいちばん長い部分になることが多い。

文章の最後で、筆者の考えや答えをまとめる部分を何というか?

結論。
序論の問いに対する答えが、ここに置かれることが多い。

2. 頭括型・尾括型・双括型

根拠: 学習指導要領 国2-(1)-オ

文章は、結論(筆者のいちばん言いたいこと)をどこに置くかで 3 つの型に分けられます。

結論を文章の初めに述べ、その後で説明や具体例を続ける文章の型を何というか?

頭括型。
最初に言いたいことが分かるので、報告や短い意見文に向いている。

説明や具体例を先に積み重ね、結論を文章の終わりに述べる型を何というか?

尾括型。
読み手を順に納得させながら、最後に考えを示す。

結論を初めと終わりの両方に述べる文章の型を何というか?

双括型。
初めに考えを示し、説明の後でもう一度まとめ直すので、言いたいことが最も伝わりやすい。

頭括型・尾括型・双括型は、何の位置によって分けたものか?

結論(筆者の考え)の位置。
初め=頭括型、終わり=尾括型、初めと終わり=双括型。

3. 事実と意見

根拠: 学習指導要領 国2-(1)-オ

文章には、事実(実際にあったこと・確かめられること)と、意見(筆者の考え・判断)が混じっています。
読むときは区別し、書くときは事実を根拠にして意見を述べます。

「この町の人口は、十年前より二割減った。」は、事実と意見のどちらか?

事実。
数字や記録で確かめることができる。

文の終わりが「〜と思う」「〜べきだ」「〜ではないだろうか」になっている文は、事実と意見のどちらを述べていることが多いか?

意見。
筆者の考え・判断を表す文末は、意見を見分ける手がかりになる。

4. 段落の役割

根拠: 学習指導要領 国2-(1)-オ

文章の中の段落は、それぞれ役割を持っています。段落の初めのつなぎの言葉が、その役割の手がかりになります。

「例えば」で始まる段落は、文章の中でどんな役割をしていることが多いか?

具体例を挙げる役割。
前の段落で述べたことを、例を挙げて分かりやすくしている。

「このように」「つまり」で始まる段落は、文章の中でどんな役割をしていることが多いか?

前の内容をまとめる役割。
結論の段落の初めによく使われる。

このノートの 11 問を、暗記カードで復習できます

みならいノートで覚える(無料)

答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

前 表現の技法
引用と出典 次

このノートは無償で公開しています。当方は内容の正確性・完全性・最新性を保証しません。学習にあたっては、法令の原文・公式の出題範囲その他の一次資料を必ずご確認ください。試験への合格その他の効果を保証するものでもありません。

本文の転載・再配布はお断りしています(利用規約)。手元に置いて使いたい方は、ストアから Markdown ファイルとして入手できます。