接続詞と感動詞
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
0. どういうまとまりか
接続詞と感動詞は、どちらも活用しない自立語で、単独で文の成分になる品詞です。
接続詞は接続語に、感動詞は独立語になります。
接続詞のように、文と文、段落と段落の関係を示す言葉を接続する語句(つなぎ言葉)といいます。
働きで次の 6 つに分けられます。
| 働き | 前後の関係 | 例 |
|---|---|---|
| 順接 | 前が原因・理由で、後が当然の結果 | だから・それで・したがって・すると・そのため |
| 逆接 | 後が、前から予想されることと反対 | しかし・だが・ところが・けれども・でも |
| 並立・累加 | 並べる・付け加える | また・および・そして・しかも・さらに・そのうえ |
| 対比・選択 | 比べる・どちらかを選ぶ | または・あるいは・それとも・一方・他方 |
| 説明・補足 | 言い換える・理由や条件を補う | つまり・すなわち・なぜなら・ただし・たとえば |
| 転換 | 話題を変える | さて・ところで・では・ときに |
分かれ目は次の 3 つ。
- 接続する語句は接続詞だけではない。「一方」「他方」(名詞)、「そのため」(連体詞+名詞)、「まして」(副詞)もつなぎの役割をする。
- 逆接の後には、筆者の言いたいことがくることが多い。
- 感動詞は文の初めにくることが多く、後ろに「、」を打てる(はい、そうです)。
1. 接続詞の性質
根拠: 学習指導要領 国1-(1)-エ
接続詞は、前の文や語句を受けて、後につなぐ語です。文の成分としては接続語になります。
接続詞の性質を、自立語か付属語か・活用・文の成分の 3 点で言うと?
自立語で、活用せず、単独で接続語になる。
2. 接続する語句の働き
根拠: 学習指導要領 国1-(1)-エ
接続する語句は、前後の文や段落がどんな関係にあるかを示す道しるべです。
読むときは、次に何がくるかの予告として使えます。書くときは、関係に合わない語を選ぶと意味が通らなくなります。
「接続する語句」は、文章の中でどんな役割をするか?
前後の文や段落がどういう関係にあるか(理由と結果・反対・付け加え・言い換え・話題の転換など)を示す。
後に続く内容を予告する手がかりになる。
「接続する語句」は接続詞だけか?
接続詞だけではない。
「一方」「他方」(名詞)、「そのため」(連体詞+名詞)、「まして」(副詞)など、ほかの品詞の語や語のまとまりも、つなぎの役割をする。
「だから」「したがって」「そのため」は、どんな働きの接続する語句か?
順接。前の事柄が原因・理由となり、当然の結果が後にくることを示す。
「しかし」「ところが」「けれども」は、どんな働きの接続する語句か?
逆接。後の事柄が、前から予想されることと反対になることを示す。
「そして」「しかも」「そのうえ」は、どんな働きの接続する語句か?
並立・累加。前の事柄に並べたり、付け加えたりする。
「または」「あるいは」「それとも」は、どんな働きの接続する語句か?
対比・選択。前後を比べたり、どちらかを選んだりする。
「つまり」「すなわち」「なぜなら」「ただし」は、どんな働きの接続する語句か?
説明・補足。前の事柄を言い換えたり、理由や条件を補ったりする。
「さて」「ところで」は、どんな働きの接続する語句か?
転換。話題を変える。
「一生懸命練習した。( )、試合には負けてしまった。」の( )に入る接続する語句の働きと、入る語の例は?
逆接。(例)しかし・だが・ところが
「練習した」から予想される「勝つ」と反対の結果が後にきている。
「なぜなら」で始めた文は、文末をどう結ぶのがよいか?
「〜からだ」「〜ためだ」で結ぶ。
(例)今日は早く寝る。なぜなら、明日は朝が早いからだ。
3. 感動詞
根拠: 学習指導要領 国1-(1)-エ
感動詞は、感動・呼びかけ・応答・あいさつ・かけ声などを表す語です。ほかの文節と直接の関係を持たず、独立語になります。
感動詞の性質を、自立語か付属語か・活用・文の成分の 3 点で言うと?
自立語で、活用せず、単独で独立語になる。
「もしもし」「いいえ」「よいしょ」は、感動詞のうちそれぞれ何を表すものか?
もしもし=呼びかけ、いいえ=応答、よいしょ=かけ声。
ほかに感動(ああ・おや)、あいさつ(おはよう・さようなら)がある。