みならいノート

中学国語 2027年度版

徒然草

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

0. どういうまとまりか

出家した作者が、身の回りのできごとや人の生き方について思ったことを、短い章段で書きつづった随筆です。
失敗談を書いて最後に教訓を添える章段が多く、教科書にもよく載ります。

項目 中身
種類 随筆
時代 鎌倉時代末期
作者 兼好法師(吉田兼好)
よく読まれる章段 序段「つれづれなるままに」、「仁和寺にある法師」

三大随筆:

作品 作者 時代
枕草子 清少納言 平安時代中期
方丈記 鴨長明 鎌倉時代初期
徒然草 兼好法師 鎌倉時代末期

分かれ目は次の 3 つ。

1. 作品と序段

根拠: 学習指導要領 国2-(3)-イ

序段の原文:

つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

現代語訳(このパックの訳):

することもなく退屈なのにまかせて、一日中、硯に向かって、心に浮かんでは消えていくとりとめもないことを、何ということもなく書きつけていると、妙に気持ちが高ぶってくることだ。

『徒然草』の作者と、作品の種類は?

兼好法師(吉田兼好)、随筆
鎌倉時代末期の作品。

日本の三大随筆とされる 3 つの作品と、その作者は?

枕草子(清少納言)・方丈記(鴨長明)・徒然草(兼好法師)
成立は枕草子が平安時代、方丈記と徒然草が鎌倉時代。

『徒然草』の序段「つれづれなるままに、」に続く言葉は?

日暮らし、硯にむかひて、
「日暮らし」は一日中、の意味。

「つれづれなり」の意味は?

することがなく退屈なさま・手持ちぶさたなさま
作品名の「徒然」もここから。

「心にうつりゆくよしなしごと」の「よしなしごと」の意味は?

とりとめもないこと・つまらないこと

序段の結び「あやしうこそものぐるほしけれ」で、文末が「けれ」になっているのはなぜか?

係りの助詞「こそ」を受けて、已然形で結んでいるから(係り結び)。
「ものぐるほし」の已然形が「ものぐるほしけれ」。

「あやしうこそものぐるほしけれ」の「あやしう」の読みは?

あやしゅう
「しう」を「しゅう」と読む。

2. 仁和寺にある法師

根拠: 学習指導要領 国2-(3)-イ

原文(冒頭):

仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、ただひとり、徒歩よりまうでけり。極楽寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。

現代語訳(このパックの訳):

仁和寺にいたある僧が、年をとるまで石清水八幡宮にお参りしたことがなかったので、情けなく思って、あるとき思い立って、たった一人で、歩いてお参りした。極楽寺や高良などを拝んで、これだけだと思い込んで帰ってしまった。

法師は、山の上にある本社を拝まずに帰ってしまいます。後で仲間に「皆が山へ登っていたが、何があるのだろう」と話し、
兼好は最後に教訓を添えています。

「仁和寺にある法師」で、法師は何をしくじったのか?

石清水八幡宮の本社が山の上にあることを知らず、ふもとの極楽寺・高良だけを拝んで帰ってしまった。

「仁和寺にある法師」の最後に、兼好が書いた教訓の一文は?

少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。
ちょっとしたことにも、その道の案内者はあってほしいものだ。

「先達はあらまほしき事なり」の「先達」「あらまほし」の意味は?

先達=案内者・指導者、あらまほし=あってほしい

「徒歩よりまうでけり」の「まうづ」の読みと意味は?

もうず(まうでけり=もうでけり)、参詣する・お参りする
「まう」は「もう」と読む。

このノートの 11 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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