みならいノート

中学国語 2027年度版

平家物語

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

0. どういうまとまりか

平清盛を中心とする平家一門が栄え、源氏との戦いに敗れて滅びるまでを描いた物語です。
文字で読むより先に、琵琶法師が琵琶を弾きながら語って広めました。

項目 中身
種類 軍記物語
時代 鎌倉時代
作者 未詳
広まり方 琵琶法師による語り(平曲)
文体 和漢混交文(漢語と和語が混じった、調子のよい文)
根にある考え方 無常観(この世のものはすべて移り変わる)

冒頭の原文:

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

現代語訳(このパックの訳):

祇園精舎の鐘の音には、すべてのものは移り変わるという響きがある。沙羅双樹の花の色は、勢いの盛んな者も必ず衰えるという道理を表している。おごり高ぶっている人も長くは続かず、ただ春の夜の夢のようにはかない。勇ましく強い者も最後には滅びてしまう、まったく風の前の塵と同じだ。

分かれ目は次の 3 つ。

1. 作品と冒頭

根拠: 学習指導要領 国2-(3)-イ

冒頭は、仏教の言葉を多く使った漢語と、やわらかな和語が混じっています。
これが和漢混交文で、語って聞かせるのに向いた、リズムのある文です。

『平家物語』の作品の種類と、成立した時代は?

軍記物語、鎌倉時代
作者は未詳。

『平家物語』を語って広めたのは誰か? また、その語りを何というか?

琵琶法師、平曲
琵琶を弾きながら節をつけて語った。

漢語と和語がまじり合った『平家物語』の文体を何というか?

和漢混交文
漢語の力強さと和語のやわらかさをあわせ持つ。

『平家物語』の冒頭「祇園精舎の鐘の声、」に続く言葉は?

諸行無常の響きあり。

「諸行無常」の意味は?

この世のすべてのものは、常に移り変わっていくということ
仏教の言葉。

「盛者必衰」の意味は?

勢いの盛んな者も、必ず衰えるということ
「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」。

『平家物語』の冒頭で、「祇園精舎の鐘の声」と対になっている句は?

沙羅双樹の花の色
「鐘の声」と「花の色」、「諸行無常の響きあり」と「盛者必衰の理をあらはす」が対応する。

『平家物語』の冒頭で、「おごれる人も久しからず」と対になっている句は?

たけき者もつひには滅びぬ
後ろに続く「ただ春の夜の夢のごとし」と「ひとへに風の前の塵に同じ」も対応する。

「ただ春の夜の夢のごとし」の「ごとし」の意味は?

〜のようだ
たとえ(比喩)を表す。おごった人の栄えがはかないことを、春の夜の夢にたとえている。

2. 扇の的と敦盛の最期

根拠: 学習指導要領 国2-(3)-イ

教科書によく載るのは、源平の戦いの場面です。
「扇の的」は屋島の戦い、「敦盛の最期」は一の谷の戦いの場面です。

「扇の的」で、平家の舟に立てられた扇を射落としたのは誰か?

那須与一(源氏方の若い武士)
屋島の戦いの場面。

「扇の的」は、どの戦いの場面か?

屋島の戦い
平家が舟の上に扇を掲げ、源氏に射てみよと誘った。

「敦盛の最期」で、平敦盛を討ったのは誰か?

熊谷次郎直実(源氏方の武士)
一の谷の戦いの場面。敦盛がわが子と同じ年ごろの若者だったことに、直実は深く悩む。

このノートの 12 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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