みならいノート

中学国語 2027年度版

おくのほそ道

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

0. どういうまとまりか

松尾芭蕉が、門人の河合曾良と江戸の深川を出発し、東北・北陸を巡って美濃の大垣に着くまでの旅を書いた紀行文です。
文章の中に、旅先でよんだ句がおさめられています。

項目 中身
種類 紀行文(俳諧紀行)
時代 江戸時代前期(元禄時代)
作者 松尾芭蕉
同行者 河合曾良
旅の行程 深川 → 日光 → 白河の関 → 松島 → 平泉 → 立石寺 → 最上川 → 象潟 → 金沢 → 大垣

冒頭の原文:

月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、日々旅にして旅をすみかとす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、

現代語訳(このパックの訳):

月日は永遠に旅を続ける旅人のようなもので、過ぎては来る年もまた旅人である。舟の上で一生を送る船頭や、馬のくつわを取って老いを迎える馬子は、毎日が旅であって、旅を住まいとしている。昔の人にも、旅の途中で死んだ者が多い。私もいつの年からか、ちぎれ雲が風に流されるように、さすらいの旅に出たい気持ちがおさまらず、

分かれ目は次の 3 つ。

1. 作品と冒頭

根拠: 学習指導要領 国3-(3)-ア

『おくのほそ道』の旅は、元禄時代、江戸の町人文化が花開いたころに行われました。
芭蕉は、西行など昔の歌人が歌によんだ土地(歌枕)を訪ねることを旅の目的の一つにしていました。こうした歴史的背景を知っておくと、平泉の段で奥州藤原氏の栄華の跡をしのぶ理由も分かります。

『おくのほそ道』の作者と、作品の種類は?

松尾芭蕉、紀行文
江戸時代前期(元禄時代)の作品。

『おくのほそ道』の旅に同行した門人は?

河合曾良

『おくのほそ道』の旅は、どこから出発して、どこで終わるか?

江戸の深川から出発し、美濃の大垣で終わる。
東北から北陸を回る長い旅。

『おくのほそ道』の冒頭「月日は百代の過客にして、」に続く言葉は?

行きかふ年もまた旅人なり。

「月日は百代の過客にして」の「百代」「過客」の意味は?

百代=永遠・長い年月、過客=旅人
月日を、永遠に旅を続ける旅人にたとえている。

「予もいづれの年よりか」の「予」の意味は?

私(自分を指す言葉)

2. 旅でよまれた句

根拠: 学習指導要領 国3-(3)-ア

夏草や兵どもが夢の跡(平泉)

閑かさや岩にしみ入る蝉の声(立石寺)

五月雨をあつめて早し最上川(最上川)

俳句で、句の切れ目に置いて感動や強調を表す語を何というか? 代表的なものを 3 つ挙げると?

切れ字。や・かな・けり

「夏草や兵どもが夢の跡」がよまれた場所は? 季語と季節は?

平泉。季語は夏草で、季節は夏。
奥州藤原氏が栄えた地で、源義経とその家臣が戦った跡(高館)に立ってよんだ。切れ字は「や」。

「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」がよまれた場所は? 季語と季節は?

立石寺(山形県)。季語は蝉で、季節は夏。
切れ字は「や」。

「五月雨をあつめて早し最上川」の季語と季節は?

季語は五月雨で、季節は夏。
五月雨は陰暦五月ごろに降る長雨(梅雨)のこと。

「五月雨をあつめて早し最上川」の「早し」の意味は?

流れが速い
五月雨を集めて水かさが増し、最上川の流れが速い、ということ。

平泉の段で芭蕉が引いた、杜甫の詩の一節は?

国破れて山河あり、城春にして草青みたり
杜甫の詩「春望」の一節を踏まえている。

このノートの 12 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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