ファシリティマネジメント
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
シラバス Ver.6.5 の小分類 30「ファシリティマネジメント」(大分類 6:サービスマネジメント/中分類 11:サービスマネジメント)。
2026-08-05 にシラバス本文と突合済み。
0. 何を押さえるか
設備そのものを守る話です。用語は 4 つだけで、
出題のほとんどは UPS が何のためにあるかに集中します。
UPS は「停電中も動かし続ける装置」ではありません。
電池の持ち時間は数分〜数十分で、目的は
安全に終了させる(あるいは自家発電に切り替える)ための時間を稼ぐことです。
| 装置 | 何から守るか | どれくらい持つか |
|---|---|---|
| UPS | 瞬断・短時間の停電 | 数分〜数十分 |
| 自家発電装置 | 長時間の停電 | 燃料がある限り |
| サージ防護 | 雷などの過大な電圧 | — |
1. 電源を守る
根拠: シラバス 6-11-30
UPS とは? 何のためにあるか?
UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)
= 停電時に一時的に電力を供給する装置
目的は動かし続けることではなく、
- データを保存して安全にシャットダウンする時間を稼ぐ
- 自家発電装置に切り替わるまでをつなぐ
こと。電池なので持続時間は限られる。ここが最頻出の引っかけ。
自家発電装置と UPS はどう組み合わせるか?
停電 → UPS が即座に給電(数分〜)→ その間に自家発電装置が起動 → 長時間の給電
自家発電装置は起動に時間がかかるので、単独では瞬断に対応できない。
UPS は長く持たない。両方あって初めて長時間の停電に耐えられる。
サージ防護とは?
落雷などによって生じる異常に高い電圧(サージ)から機器を守る仕組み
停電とは別の脅威で、電源が来ていても機器が壊れる。
UPS では防げないため、専用の保護装置を入れる。
2. 環境への配慮
根拠: シラバス 6-11-30
グリーン IT(Green of IT)とは?
IT 機器やシステムそのものの消費電力・環境負荷を減らす取組
省電力の機器を選ぶ、サーバを仮想化して台数を減らす、
データセンターの空調を効率化する、など。
対になる考え方として、IT を使って社会全体の環境負荷を減らす
取組(Green by IT)がある——IT を減らすか、IT で減らすかの違い。