オペレーティングシステム
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
シラバス Ver.6.5 の小分類 45「オペレーティングシステム」(大分類 8:コンピュータシステム/中分類 17:ソフトウェア)。
2026-08-05 にシラバス本文と突合済み。
0. 何を押さえるか
この小分類には用語例が置かれておらず、問われるのはOS が何をしているかです。
OS はハードウェアとアプリケーションの間に立つ、と押さえてください。
アプリケーションはハードウェアを直接操作せず、OS に頼みます。
これによって、アプリケーションは機器の細かい違いを気にせずに済みます。
OS の主な仕事は 4 つです。
| 仕事 | 何をするか |
|---|---|
| 資源の管理 | CPU・メモリ・記憶装置を割り当てる |
| ファイルの管理 | データを名前で扱えるようにする |
| 入出力の制御 | 周辺機器とのやり取りを仲介する |
| 利用者の管理 | 誰が何をしてよいかを制御する |
1. OS の役割
根拠: シラバス 8-17-45
OS の役割を一言で言うと?
ハードウェアとアプリケーションの間に立ち、
資源の管理と共通の窓口を提供すること
アプリケーションは OS に処理を頼むので、
機器ごとの違いを意識せずに動かせる。
同じアプリが違うメーカーの PC で動くのは OS があるため。
OS が管理する資源を挙げよ。
- CPU(どのプログラムにいつ処理させるか)
- 主記憶(どのプログラムにどれだけ割り当てるか)
- 補助記憶(ファイルとして扱えるようにする)
- 入出力装置(プリンター、キーボードなどの仲介)
複数のプログラムが同時に動いていても互いに干渉しないのは、
OS が割り当てを管理しているため。
マルチタスクとは?
複数の処理を並行して実行できる仕組み
CPU の割り当てを短い時間で切り替えることで、
利用者からは同時に動いているように見える。
コアが 1 つでもマルチタスクは成立する
(切り替えているだけで、厳密には同時ではない)。
2. 起動と利用者の管理
根拠: シラバス 8-17-45
コンピュータの起動時、OS はどこから読み込まれるか?
補助記憶装置から主記憶へ読み込まれる。
電源投入直後は、ROM に入っている起動用のプログラムが動き、
それが OS を探して主記憶に読み込む。
主記憶は揮発性なので、電源を切ると OS も消える——
だから毎回読み込み直す必要がある。
OS による利用者の管理とは?
利用者ごとにアカウントを設け、権限を割り当てること
- ログイン(本人確認)
- ファイルやフォルダへのアクセス権
- 管理者権限と一般利用者権限の区別
1 台を複数人で使っても、他人のデータを見られないようにするのが目的。
セキュリティ対策の土台になる。
デバイスドライバとは?
周辺機器を制御するためのソフトウェア
OS が機器を扱えるようにするための橋渡しで、
機器ごとに用意される。
新しいプリンターをつないだときにドライバが必要になるのは、
OS がその機器の操作方法を知らないため。