時制の一致
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 高等学校 エ(イ)g。
0. どういうまとまりか
主節の動詞が過去形になると、従属節の動詞も過去側にずらすという決まりです。
日本語には無い規則なので、英作文でそのまま落ちます。
| 主節が現在 | 主節が過去 |
|---|---|
| He says he is busy. | He said he was busy. |
| He says he will come. | He said he would come. |
| He says he has finished. | He said he had finished. |
| He says he finished it. | He said he had finished it. |
現在は過去へ、過去は過去完了へ——1 段ずつ後ろにずらすと覚えられます。
助動詞も過去形になります(will → would / can → could / may → might)。
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- 変わらない事実(不変の真理・習慣)は一致させないことがある
- 仮定法は時制の一致を受けない(すでに過去形で現在を表しているため)
- 過去形はさらに過去完了へ動く
1. 1 段ずらす
根拠: 学習指導要領 高-エ-(イ)-g
She said that she ____ swim well.
彼女は、上手に泳げると言いました。
彼女は、上手に泳げると言いました。
could
従属節の動詞を 1 段ずらす。現在 → 過去、過去 → 過去完了。助動詞も過去形にする(will → would / can → could)。
She said that she ____ tired.
彼女は疲れていると言った。
彼女は疲れていると言った。
was
言ったのは過去なので、従属節も過去にそろえる。
日本語訳は「疲れている」のままでよい。
I thought you ____.
私はあなたがもう帰ったと思っていた。
私はあなたがもう帰ったと思っていた。
had already left
「帰った」は「思っていた」より前なので過去完了。
He said he ____ come the next day.
彼は翌日来ると言った。
彼は翌日来ると言った。
would
will が would になる。tomorrow も the next day にずれる。
2. 一致させないとき
根拠: 学習指導要領 高-エ-(イ)-g
She said that water ____ at 100°C.
彼女は、水は 100℃ で沸騰すると言いました。
彼女は、水は 100℃ で沸騰すると言いました。
boils
一致を受けないものは 2 つ。変わらない事実(不変の真理・今も変わらない習慣)と仮定法(すでに過去形で現在のことを表しているので、これ以上ずらさない)。
She told us that the earth ____ around the sun.
彼女は地球が太陽の周りを回っていると私たちに言った。
彼女は地球が太陽の周りを回っていると私たちに言った。
goes
いつでも成り立つ事実なので現在形のまま。
3. 話法と一緒に出る
根拠: 学習指導要領 高-エ-(イ)-g
He said that ____ tired.
彼は「私は疲れた」と言いました。(that 節の形で)
彼は「私は疲れた」と言いました。(that 節の形で)
he was
引用符を外すときに、①人称(I → he)②時制(am → was)の 2 つを動かす。時や場所を表す語もずれる(now → then / here → there)。
He told me that ____ me the next day.
彼は私に「明日、君を手伝うよ」と言いました。(that 節の形で)
彼は私に「明日、君を手伝うよ」と言いました。(that 節の形で)
he would help
say to 人 → tell 人、will → would、tomorrow → the next day と動かす。