みならいノート

生物 2027年度版

細胞を構成する物質

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「生物」の内容 (2) ア (ア) ㋐「生体物質と細胞」。
告示は「生体物質と細胞に関する資料に基づいて、細胞を構成する物質を細胞の機能と関連付けて
理解すること」とし、内容の取扱いで「核酸や細胞骨格にも触れること」を求めている。

0. どういう論点か

細胞は、どの物質が多いかとその物質が何をしているかが対応しています。
「水が最も多い」「タンパク質が働き手」という 2 点を軸に、残りを位置づけます。

物質 細胞での割合 主な働き
水 最も多い 溶媒・化学反応の場・温度を保つ
タンパク質 水の次に多い 酵素・輸送・運動・構造
脂質 — 生体膜・エネルギーの貯蔵
核酸 — 遺伝情報の保存(DNA)と発現(RNA)
炭水化物 — エネルギー源・細胞壁

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 細胞を作る物質

根拠: 学習指導要領 生物-(2)-ア-(ア)-㋐

細胞に最も多く含まれる物質は?

水

化学反応の場になり、物質を溶かして運ぶ。比熱が大きいので温度変化を和らげる働きもある。

水を除いた重量(乾燥重量)で比べると、細胞に最も多い物質は?

タンパク質

酵素・輸送体・細胞骨格など、細胞の働きの大部分を担う。

タンパク質を構成する単位は?

アミノ酸

アミノ酸どうしがペプチド結合でつながって鎖になる。

核酸を構成する単位は?

ヌクレオチド

リン酸・糖・塩基が 1 つずつ結合したもの。

DNA と RNA で、糖と塩基はそれぞれどう違う?

糖は DNA がデオキシリボース、RNA がリボース。塩基は DNA が T、RNA が U をもつ

A・G・C は共通。

細胞で脂質が果たす働きを 2 つ挙げると?

生体膜をつくることとエネルギーを蓄えること

リン脂質は膜の材料、中性脂肪は貯蔵に使われる。

炭水化物のうち、植物の細胞壁の主成分は?

セルロース

グルコースがつながった多糖。動物の貯蔵多糖はグリコーゲン。

無機塩類(Na⁺・K⁺・Ca²⁺ など)は微量なのに重要とされるのはなぜ?

浸透圧の調節や、興奮の伝導、酵素の働きに欠かせないから

量ではなく役割で効いている。

2. 細胞小器官と働きの対応

根拠: 学習指導要領 生物-(2)-ア-(ア)-㋐

構造と機能を 1 対 1 で結ぶのがここの要点です。図が無くても、働きから名前を出せるようにします。

細胞内で ATP を合成する、二重の膜をもつ細胞小器官は?

ミトコンドリア

動物細胞にも植物細胞にもある。独自の DNA をもつ。

光合成を行う細胞小器官は? 内部の構造の名前も言うと?

葉緑体。内部にチラコイド(膜)とストロマ(基質)がある

チラコイドで光の反応、ストロマで二酸化炭素の固定が起こる。

タンパク質の合成が行われる構造は?

リボソーム

粗面小胞体の表面や細胞質基質に存在する。

小胞体とゴルジ体の役割の違いは?

小胞体は合成したタンパク質の輸送路、ゴルジ体は加工と仕分け・分泌

分泌タンパク質は 小胞体 → ゴルジ体 → 細胞外 の順に運ばれる。

加水分解酵素を含み、不要になった物質や細胞小器官を分解する構造は?

リソソーム

オートファジー(自食作用)にも関わる。

植物細胞に特徴的で、細胞液を満たして浸透圧や物質の貯蔵に関わる構造は?

液胞

成長した植物細胞では大きく発達する。

細胞質基質(サイトゾル)では、どんな反応が起きている?

解糖系など、多くの代謝反応

細胞小器官の外側にある液状の部分で、酵素が溶けている。

このノートの 15 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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