みならいノート

生物 2027年度版

さまざまな受容器

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「生物」の内容 (4) ア (ア) ㋐「刺激の受容と反応」。
告示は「外界の刺激を受容し神経系を介して反応する仕組みを、関与する細胞の特性と関連付けて
理解すること」としている。

0. どういう論点か

受容器は、受け取れる刺激(適刺激)が決まっています。
耳は 1 つの器官で 2 つの仕事(聴覚と平衡覚)をしている点が問われます。

受容器 適刺激 受容する細胞・場所
眼 光 網膜の視細胞
耳(うずまき管) 音(空気の振動) コルチ器の聴細胞
耳(前庭) からだの傾き 感覚毛と平衡石
耳(半規管) からだの回転 感覚毛
鼻・舌 化学物質 嗅細胞・味細胞

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 耳

根拠: 学習指導要領 生物-(4)-ア-(ア)-㋐

耳で、音を受け取る器官は?

うずまき管(内部のコルチ器)

聴細胞が並んでいる。

音が耳に入ってから聴細胞に届くまでの順は?

鼓膜 → 耳小骨 → うずまき管のリンパ液 → 基底膜 → 聴細胞

空気の振動が、骨、液体の振動へと受け渡される。

耳小骨のはたらきは?

振動を増幅して内耳に伝えること

てこの原理で小さな振動を強める。

音の高低は、どうやって区別される?

うずまき管の、どの位置の基底膜が最もよく振動するかによる

入口に近い側が高音、奥が低音に対応する。

からだの傾きを受け取る器官は? 回転を受け取る器官は?

傾きは前庭、回転は半規管

どちらも内耳にあり、感覚毛の動きとして受け取る。

前庭で傾きを感じ取れるのはなぜ?

平衡石(耳石)がずれて感覚毛を傾けるから

重力の向きが変わると、石の位置が変わる。

半規管が 3 つあるのはなぜ?

3 つの向き(面)の回転を区別するため

互いにほぼ直角に配置されている。

2. 化学物質と皮膚の受容器

根拠: 学習指導要領 生物-(4)-ア-(ア)-㋐

嗅覚と味覚の適刺激は?

どちらも化学物質

嗅覚は気体の、味覚は液体に溶けた物質を受け取る。

味覚を受け取る細胞があるのはどこ?

舌の味覚芽(味蕾)の中の味細胞

甘味・酸味・塩味・苦味・うま味を受け取る。

風邪で鼻が詰まると味が分かりにくくなるのはなぜ?

「味」として感じているものの多くが、においによるものだから

嗅覚の情報が届かないと、味の印象が大きく変わる。

皮膚にある受容器は、どんな刺激を受け取る?

触覚・圧覚・温覚・冷覚・痛覚

それぞれ別の受容器が担当している。

同じ刺激を受け続けると感じにくくなることを何という?

順応

嗅覚は順応が速く、痛覚は遅い。

3. 受容の共通するしくみ

根拠: 学習指導要領 生物-(4)-ア-(ア)-㋐

どの受容器にも共通するはたらきを 1 行で言うと?

特定の刺激を受け取り、それを興奮(電気的信号)に変換すること

刺激の種類が違っても、伝わる信号の形は同じ。

刺激を受け取る細胞が、その刺激にだけ反応できるのはなぜ?

その刺激に応じた受容体タンパク質をもっているから

細胞の特性が、受け取れる刺激を決めている。

強い刺激と弱い刺激は、どうやって区別されている?

興奮の頻度(1 秒あたりの回数)と、興奮するニューロンの数で区別される

1 本のニューロンの興奮の大きさは変わらない。

「刺激の強さがある値を超えないと感覚が生じない」。この値を何という?

閾値(いきち)

受容器や細胞ごとに決まっている。

このノートの 16 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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