みならいノート

生物基礎 2027年度版

原核細胞と真核細胞

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「生物基礎」の内容 (1) ア (ア) ㋐「生物の共通性と多様性」。
内容の取扱いが「原核生物と真核生物に触れること」を求めている部分にあたる。

0. どういう論点か

細胞は共通性の代表ですが、中のつくりは 2 通りしかありません。
核があるかないかで、生物全体が 2 つに分かれます。

原核細胞 真核細胞
核(核膜に包まれた核) ない ある
DNA ある(細胞質中に裸で存在) ある(核の中)
ミトコンドリア・葉緑体 ない ある(葉緑体は植物など)
細胞膜 ある ある
大きさ 小さい(おおむね数 µm 以下) 大きい
例 大腸菌・乳酸菌・シアノバクテリア 動物・植物・菌類・原生生物

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 2 つの細胞の違い

根拠: 学習指導要領 生基-(1)-ア-(ア)-㋐

原核細胞と真核細胞を分けている、いちばんの違いは?

核膜に包まれた核があるかどうか

核がないものが原核細胞、あるものが真核細胞。

原核細胞に DNA はあるか?

ある

ただし核膜に包まれておらず、細胞質中に存在する。
「核が無い」を「DNA が無い」と読み替えないこと。

原核細胞がもたない細胞小器官を 2 つ挙げると?

ミトコンドリアと葉緑体

どちらも膜で包まれた細胞小器官。原核細胞は細胞膜と細胞質だけの単純なつくり。

原核細胞と真核細胞の両方がもつものを挙げると?

細胞膜・細胞質・DNA・リボソーム

細胞膜と DNA は共通性そのもの。原核細胞も細胞膜はもつ。

原核生物の例を 3 つ挙げると?

大腸菌・乳酸菌・シアノバクテリア(細菌のなかま)

肉眼で見える生物はほぼすべて真核生物。

シアノバクテリアは光合成を行うが、原核生物か真核生物か?

原核生物

葉緑体をもたないまま、細胞自体で光合成を行う。
「光合成をする=葉緑体をもつ」ではない。

原核細胞と真核細胞では、どちらが大きい?

真核細胞

原核細胞はおおむね数 µm 以下で、真核細胞より一桁小さいものが多い。

原核生物と真核生物に共通点があることは、進化について何を示す?

共通の祖先をもつこと(起源の共有)

細胞膜・DNA・ATP の利用という共通性は、分かれる前の祖先から受け継いだもの。

2. 真核細胞のつくりと働き

根拠: 学習指導要領 生基-(1)-ア-(ア)-㋐

細胞小器官は、それぞれ担当する仕事で覚えると混ざりません。

核の働きは?

DNA(遺伝情報)を収めて、細胞の働きを支配する

核膜に包まれ、中に染色体(DNA とタンパク質)がある。

ミトコンドリアの働きは?

呼吸を行い、有機物を分解して ATP を合成する

動物にも植物にもある。

葉緑体の働きは?

光合成を行い、光エネルギーを使って有機物をつくる

植物や藻類にあり、動物にはない。

細胞膜の働きは?

細胞の内外を仕切り、物質の出入りを調節する

すべての細胞(原核細胞も)がもつ。

植物細胞にあって動物細胞にはないものを 2 つ挙げると?

葉緑体と細胞壁(発達した液胞も)

細胞壁は細胞膜の外側にあって形を保つ。

動物細胞にも植物細胞にもある細胞小器官を 2 つ挙げると?

核とミトコンドリア

どちらも真核細胞の共通のつくり。

このノートの 14 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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代謝とATP 次

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