みならいノート

生物基礎 2027年度版

代謝とATP

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「生物基礎」の内容 (1) ア (ア) ㋑「生物とエネルギー」。
内容の取扱いは、呼吸と光合成の概要を扱い、ATP の役割に触れることを求めている。

0. どういう論点か

生命活動にはエネルギーが要ります。ただし生物は、食べた有機物のエネルギーを直接は使えません。
いったん ATP という物質に移してから使います。

同化 異化
向き 単純な物質 → 複雑な物質 複雑な物質 → 単純な物質
エネルギー 吸収する(ためる) 放出する(取り出す)
例 光合成 呼吸

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 代謝の 2 つの向き

根拠: 学習指導要領 生基-(1)-ア-(ア)-㋑

生物の体内で起こる化学反応全体を何という?

代謝

代謝は同化と異化に分けられる。

単純な物質から複雑な物質をつくり、エネルギーを吸収する代謝を何という?

同化

代表が光合成。エネルギーをためる向き。

複雑な物質を単純な物質に分解し、エネルギーを取り出す代謝を何という?

異化

代表が呼吸。エネルギーを取り出す向き。

生命活動にエネルギーが必要であることは、どんな例から分かる?

筋肉の収縮・物質の合成・体温の維持・物質の輸送などに、たえずエネルギーが使われていること

エネルギーが十分に得られないと、これらの活動が続けられなくなる。

2. ATP のしくみ

根拠: 学習指導要領 生基-(1)-ア-(ア)-㋑

ATP は「エネルギーの通貨」とよばれます。どの生物も同じ通貨を使っているのが共通性です。

ATP の正式な名前は?

アデノシン三リン酸

アデノシン(アデニン + リボース)に、リン酸が 3 つ結合した物質。

ATP はどんな構造をしているか?

アデニン(塩基)とリボース(糖)が結合したアデノシンに、リン酸が 3 個つながった構造

リン酸どうしの結合を高エネルギーリン酸結合という。

ATP のエネルギーは、どこに蓄えられている?

リン酸どうしの結合(高エネルギーリン酸結合)

この結合が切れるときにエネルギーが取り出される。

ATP が分解されると何になり、そのとき何が起こる?

ADP(アデノシン二リン酸)とリン酸になり、エネルギーが放出される

放出されたエネルギーが生命活動に使われる。

ADP とリン酸から ATP がつくられるのはどんなとき?

呼吸や光合成などでエネルギーが得られたとき

ATP ⇄ ADP + リン酸 を繰り返し、エネルギーを受け渡している。

ATP が「エネルギーの通貨」とよばれるのはなぜ?

どの生物でも、どの生命活動でも、共通してエネルギーの受け渡しに使われるから

お金のように、いったんこれに換えてから使う。

呼吸で取り出されたエネルギーは、直接生命活動に使われるか?

使われない。いったん ATP の合成に使われる

有機物 → ATP → 生命活動、という順になる。

光合成と呼吸は、ATP との関係でいうと共通して何をしている?

どちらも ATP を合成している

呼吸だけが ATP をつくるのではない。すべての生物が、この過程で ATP を合成している。

生物に共通する性質のうち、ATP が担っているのはどれ?

エネルギーを利用して生命活動を行うこと

共通性の 3 つ(細胞・DNA・エネルギー)の 3 つめ。

このノートの 13 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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