みならいノート

地学基礎 2027年度版

地球内部の層構造

みならいノートで覚える(無料)

このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「地学基礎」の内容 (1) ア (ア) ㋑「地球内部の層構造」。
内容の取扱いは「構成物質にも触れること」を求めている。

0. どういう論点か

地球の内部は、2 通りの分け方があります。取り違えが一番多いのがここです。

分け方 何で分けているか 層
化学組成(何でできているか) 構成物質 地殻・マントル・核
状態(硬いか流れるか) 力学的な性質 リソスフェア・アセノスフェア・…

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 化学組成による分け方

根拠: 学習指導要領 地基-(1)-ア-(ア)-㋑

地球内部を化学組成で分けると、外側から順に何になる?

地殻・マントル・核

何でできているかによる分け方。

地殻とマントルの境界を何という?

モホロビチッチ不連続面(モホ面)

地震波の速さが急に変わることから見つかった。

大陸地殻と海洋地殻は、厚さと岩石がどう違う?

大陸地殻は厚く(30〜50 km)花こう岩質、海洋地殻は薄く(5〜10 km)玄武岩質

大陸のほうが軽い岩石でできている。

マントルをつくる岩石は?

かんらん岩

地殻の岩石より重い(密度が大きい)。

核の主な構成物質は?

鉄(とニッケル)

密度が非常に大きく、地球全体の平均密度を説明する。

地球全体の平均密度は約 5.5 g/cm³ なのに、地表の岩石は 3 g/cm³ 前後。ここから何が言える?

内部に、もっと密度の大きい物質(鉄)があること

核の存在を支える根拠のひとつ。

地球の体積で最も大きな割合を占めるのは?

マントル(およそ 8 割)

核は体積では 2 割ほどだが、質量では 3 割を超える。

2. 状態による分け方

根拠: 学習指導要領 地基-(1)-ア-(ア)-㋑

かたい板のようにふるまう、地球の最も外側の層を何という?

リソスフェア(プレート)

地殻とマントル最上部を合わせたもの。

リソスフェアと地殻は同じもの?

違う

リソスフェアは地殻+マントルの最上部。分け方の基準(状態と化学組成)が別。

リソスフェアの下にある、流動しやすい層を何という?

アセノスフェア

やわらかく、プレートはこの上をすべるように動く。

アセノスフェアがやわらかいのはなぜ?

温度が高く、融点に近い状態にあるから

一部が溶けていることもあるが、全体としては固体。

外核と内核は、それぞれどんな状態?

外核は液体、内核は固体

内核は圧力が高いために固体を保っている。

外核が液体であることは、どうやって分かる?

S 波(横波)が外核を通り抜けられないから

横波は液体を伝わらない。

地球の磁場(地磁気)は、何によって生じていると考えられている?

液体である外核の流動(ダイナモ作用)

外核が液体の鉄でできていることと結びついている。

3. 地震波が示すもの

根拠: 学習指導要領 地基-(1)-ア-(ア)-㋑

P 波と S 波の違いを 2 つ挙げると?

①P 波は縦波で速い、S 波は横波で遅い ②S 波は液体を伝わらない

内部構造はこの性質から読み取られてきた。

地震波が届かない範囲(シャドーゾーン)ができるのはなぜ?

核で地震波が屈折したり、S 波が外核で止まったりするから

この範囲の広がりから、核の大きさが求められた。

モホ面が見つかったきっかけは?

ある距離から先で、地震波の到達が急に速くなることが観測されたから

浅い層より速い層が下にあることを意味する。

地球内部の温度と圧力は、深くなるとどうなる?

どちらも高くなる

中心では数千 ℃、300 万気圧を超えると見積もられている。

このノートの 18 問を、暗記カードで復習できます

みならいノートで覚える(無料)

答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

前 地球の形と大きさ
地球をつくる物質 次

このノートは無償で公開しています。当方は内容の正確性・完全性・最新性を保証しません。学習にあたっては、法令の原文・公式の出題範囲その他の一次資料を必ずご確認ください。試験への合格その他の効果を保証するものでもありません。

本文の転載・再配布はお断りしています(利用規約)。手元に置いて使いたい方は、ストアから Markdown ファイルとして入手できます。