不定詞の3つの使い方
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 中学校 エ(イ)b(a)、エ(ウ)g。
0. どういうまとまりか
to + 動詞の原形は、形が 1 つなのに 3 通りの働きをします。
どの働きかは、文のどこに置かれているかで決まります。
| 用法 | 働き | 訳し方 | 目印 |
|---|---|---|---|
| 名詞的用法 | 主語・目的語・補語になる | 〜すること | 動詞の後ろ(want to ~ など) |
| 形容詞的用法 | 直前の名詞を修飾する | 〜するための | 名詞の直後にある |
| 副詞的用法 | 動詞・形容詞・文を修飾する | 〜するために・〜して | 文の後ろや形容詞の後ろ |
見分け方は「直前に名詞があるか」から始めます。名詞のすぐ後ろなら形容詞的用法です。
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- to の後ろは必ず原形(× to played)
- 名詞の直後の to ~ は、その名詞を説明している
- 「〜して」の意味(原因)もある(I'm glad to hear that.)
1. 名詞的用法
根拠: 学習指導要領 中-エ-(イ)-b-(a)
My dream is ____ a doctor.
私の夢は医者になることです。
私の夢は医者になることです。
to be
名詞的用法は主語・目的語・補語になる(「〜すること」)。To study English is fun.(主語)/ I want to study English.(目的語)/ My dream is to be a doctor.(補語)。
I hope ____ you again.
またお会いしたいです。
またお会いしたいです。
to see
want / hope / decide / need(他に try / would like など)の後ろには、動名詞ではなく to 不定詞を置く。
I want ____ English in the future.
私は将来、英語を学びたいと思っています。
私は将来、英語を学びたいと思っています。
to learn
want の目的語になっているので名詞的用法。
2. 形容詞的用法
根拠: 学習指導要領 中-エ-(ウ)-g
I'm looking for a book ____ on the train.
電車で読む本を探しています。
電車で読む本を探しています。
to read
形容詞的用法は修飾する名詞のすぐ後ろに置く。something to drink(飲むための物)/ a book to read(読むべき本)/ time to go(行く時間)。日本語と逆で、後ろから名詞を説明する。
I need something cold ____ right now.
私は今すぐ何か冷たい飲み物が必要です。
私は今すぐ何か冷たい飲み物が必要です。
to drink
something → cold → to drink の順。
-thing を説明する語は、形容詞・不定詞の順に後ろへ並ぶ。
We have a lot of homework ____ today.
今日はやるべき宿題がたくさんあります。
今日はやるべき宿題がたくさんあります。
to do
homework を後ろから説明している。
3. 副詞的用法
根拠: 学習指導要領 中-エ-(ウ)-g
I went there ____ her.
私は彼女に会うためにそこへ行きました。
私は彼女に会うためにそこへ行きました。
to see
副詞的用法は目的(〜するために)と原因(〜して)の 2 つ。I'm glad to hear that.(聞いてうれしい)。目的だとはっきりさせたいときは in order to ~ を使う。
I went to the library ____ for the test.
私はテスト勉強をするために図書館へ行きました。
私はテスト勉強をするために図書館へ行きました。
to study
「何のために行ったか」を表す目的の用法。
I'm very happy ____ you again.
またあなたに会えてとてもうれしいです。
またあなたに会えてとてもうれしいです。
to see
感情を表す形容詞の後ろに続く不定詞は、その理由を表す。
4. 3 つの見分け方
根拠: 学習指導要領 中-エ-(ウ)-g
I have something ____ you.
あなたに話すことがあります。
あなたに話すことがあります。
to tell
これは形容詞的用法。直前に名詞(something)があり、それを説明しているから。「あなたに話すべきこと」と訳せる。
I got up early ____ the first train.
私は始発列車に乗るために早起きしました。
私は始発列車に乗るために早起きしました。
to catch
これは副詞的用法(目的)。直前は early(副詞)で名詞ではなく、「何のために早く起きたか」を表している。