みならいノート

中学理科 2027年度版

電気とそのエネルギー

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

学習指導要領 第 1 分野 (3) 電流とその利用 ア (ア)「電流」㋒。

0. どういう論点か

電流が流れると、熱や光が出ます。どれだけ出るかを決めているのが電力です。

出てくる式は 2 つだけで、しかも形が同じです。

求めるもの 式 単位
電力 電圧 × 電流 ワット〔W〕
熱量・電力量 電力 × 時間〔秒〕 ジュール〔J〕

電力は「1 秒あたりの働き」、熱量・電力量は「それを時間ぶん積み上げたもの」です。

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 電力

根拠: 学習指導要領 1-(3)-ア-㋒

電力を求める式と単位は?

電力〔W〕= 電圧〔V〕× 電流〔A〕

単位はワット〔W〕。1 秒あたりに電気がする働きの大きさ。

100 V で 5 A の電流が流れる電気ストーブの電力は?

500 W

100 × 5 = 500。

電気器具に「100 V − 800 W」と書いてある。これは何を意味するか?

100 V の電圧で使ったとき、800 W の電力を消費するという意味

このとき流れる電流は 800 ÷ 100 = 8 A。
別の電圧で使えば、電力もこの値にはならない。

同じ電圧で使うとき、電力が大きい器具ほど発生する熱や光はどうなる?

多くなる

電力は 1 秒あたりの働きなので、そのまま発熱量・発光量の大きさに効く。

2. 熱量

根拠: 学習指導要領 1-(3)-ア-㋒

電流によって発生する熱量を求める式と単位は?

熱量〔J〕= 電力〔W〕× 時間〔秒〕

単位はジュール〔J〕。

500 W の電熱線に 3 分間電流を流した。発生した熱量は?

90000 J

3 分 = 180 秒。500 × 180 = 90000。
分のまま掛けて 1500 J としないこと。

水 1 g の温度を 1 ℃ 上げるのに必要な熱量は、およそ何 J か?

約 4.2 J

水 100 g を 1 ℃ 上げるなら約 420 J。

100 g の水に 420 J の熱量を与えた。水温は何 ℃ 上がるか?

約 1 ℃

100 g × 1 ℃ に必要なのが約 420 J だから。
実験では熱が逃げるので、計算より上がり方は小さくなる。

電熱線の発熱量を調べる実験で、発熱量は何に比例したか?

電力の大きさと、電流を流した時間の両方に比例した

熱量 = 電力 × 時間 という式が、この実験から出てくる。

3. 電力量

根拠: 学習指導要領 1-(3)-ア-㋒

電力量とは何か。求める式は?

電気器具が一定時間に消費した電気エネルギーの総量

電力量〔J〕= 電力〔W〕× 時間〔秒〕

電力量の単位を 3 つ挙げよ。

ジュール〔J〕・ワット時〔Wh〕・キロワット時〔kWh〕

家庭の電気料金は kWh で計算されている。

1 Wh は何 J か?

3600 J

1 W × 1 時間 = 1 W × 3600 秒 = 3600 J。

1200 W のドライヤーを 30 分使ったときの電力量は何 kWh か?

0.6 kWh

1200 W = 1.2 kW、30 分 = 0.5 時間。1.2 × 0.5 = 0.6。
kWh を求めるときは秒に直さない。

熱量と電力量は、式も単位も同じである。何が違うのか?

見ている向きが違うだけ

電力量=消費した電気エネルギーの量、
熱量=そのうち熱として出てきた量。
電熱線ではほぼ全部が熱になるので、値がほぼ一致する。

このノートの 14 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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