自然環境の保全と科学技術の利用
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 第 1 分野 (7) 科学技術と人間 ア (イ)「自然環境の保全と科学技術の利用」㋐・第 2 分野 (7) 自然と人間 ア (イ)「自然環境の保全と科学技術の利用」㋐。
0. どういう論点か
第 1 分野と第 2 分野に、同じ題の内容があります。
指導要領が 2 つをまとめて扱うよう指定しているので、1 枚にしてあります。
問いは 1 つです——便利さを保ちながら、自然環境を次の世代に残すにはどうするか。
その答えの方向を持続可能な社会といいます。
| 課題 | 科学技術による取り組みの例 |
|---|---|
| 化石燃料に限りがあり、二酸化炭素を出す | 再生可能エネルギー・燃料電池 |
| ごみが増え、資源が減る | 3R(リデュース・リユース・リサイクル) |
| プラスチックごみが分解されずに残る | 生分解性プラスチック |
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- 科学技術には利点と課題の両方がある(どちらか一方だけで判断しない)
- 3R の順番はリデュース → リユース → リサイクル(まず減らすのが先)
- 再生可能エネルギーにも課題がある(天候で発電量が変わる、など)
1. 持続可能な社会
根拠: 学習指導要領 1-(7)-イ-㋐、2-(7)-イ-㋐
持続可能な社会とは何か?
将来の世代も今と同じように自然の恵みを受けられるよう、環境を保ちながら発展していく社会
3R とは何か。優先する順に挙げよ。
リデュース(ごみを減らす)→ リユース(くり返し使う)→ リサイクル(資源として再生する)
循環型社会とは何か?
資源を有効に使い、ごみを減らして、資源をくり返し利用する社会
2. 科学技術の利用と課題
根拠: 学習指導要領 1-(7)-イ-㋐、2-(7)-イ-㋐
化石燃料を使い続けることの課題を 2 つ挙げよ。
量に限りがある・燃やすと二酸化炭素を出し、地球温暖化の原因になる
再生可能エネルギーの利点と課題を、それぞれ挙げよ。
利点=枯渇せず、発電のときに二酸化炭素をほとんど出さない
課題=天候や時間で発電量が変わる・設置できる場所が限られる
燃料電池自動車が、環境への影響が小さいと言われるのはなぜか?
水素と酸素から電気を取り出し、走行中に出るのが水だけだから
ただし、燃料の水素をつくるときのエネルギーも考える必要がある。
科学技術の利用のあり方を考えるとき、大切なことは何か?
利点と課題の両方を、科学的な根拠にもとづいて比べて判断すること
ある面では環境によい技術でも、別の面で新しい課題を生むことがある。
3. 自然環境の保全
根拠: 学習指導要領 1-(7)-イ-㋐、2-(7)-イ-㋐
生物多様性を守ることが大切なのはなぜか?
多様な生物がつながり合って生態系のつり合いが保たれ、人間もその恵み(食料・水・空気など)を受けているから
自然環境の保全と、人間の生活の便利さは、どう両立を考えればよいか?
自然への影響をできるだけ小さくする技術や使い方を選び、資源を大切に使うこと
これまでの第 1 分野(エネルギー・物質)と第 2 分野(生物・地球)の学習を合わせて考える。