生物の観察と分類
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 第 2 分野 (1) いろいろな生物とその共通点 ア (ア)「生物の観察と分類の仕方」㋐・㋑。
0. どういう論点か
生物をよく見るための道具の使い方と、見たものをなかま分けするやり方の 2 つです。
| 道具 | 倍率の目安 | 向いているもの |
|---|---|---|
| ルーペ | 5〜10 倍 | 手に持てるもの・花や葉のつくり |
| 双眼実体顕微鏡 | 20〜40 倍 | 小さな生物を立体的に見る |
なかま分けは、観点(何に注目するか)と基準(どこで分けるか)を決めて行います。
観点を変えれば、同じ生物でも違うなかま分けになります。
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- ルーペは目に近づけたまま、見るものを動かす(ルーペを動かさない)
- ルーペで太陽を見ない(目をいためる)
- 双眼実体顕微鏡はプレパラートを作らなくてよい(そのまま立体的に見られる)
1. 観察の道具
根拠: 学習指導要領 2-(1)-ア-㋐
ルーペの正しい使い方は?
ルーペを目に近づけて持ち、見るものを前後に動かしてピントを合わせる
見るものが動かせないときは、ルーペを目に近づけたまま自分が前後に動く。
ルーペを使うとき、絶対にしてはいけないことは?
ルーペで太陽を見ること
目をいためる。
双眼実体顕微鏡の特徴を 2 つ挙げよ。
観察物を立体的に見られる・プレパラートを作らなくてよい
両目で見るので立体的に見える。倍率は 20〜40 倍ほど。
双眼実体顕微鏡でピントを合わせる手順は?
① 両目の幅に鏡筒を合わせる → ② 右目だけで粗動・微動ねじでピントを合わせる → ③ 左目で視度調節リングを回して合わせる
観察記録のスケッチで気をつけることは?
細い線と小さな点ではっきり描き、線を重ねたり影をつけたりしない
見えたものだけを描き、日付・場所・天気・気づいたことを書き添える。
日当たりがよく乾いた場所と、日かげで湿った場所では、見られる生物が違う。ここから何が分かるか?
生物は、それぞれの環境に合った場所で生活している
例: タンポポは日当たりのよい場所に、ドクダミやゼニゴケは日かげの湿った場所に多い。
2. 分類の仕方
根拠: 学習指導要領 2-(1)-ア-㋑
分類とは何か?
生物を、共通点や相違点をもとになかま分けすること
分類するときの「観点」と「基準」とは、それぞれ何か?
観点=何に注目して分けるか(例: 生活場所)
基準=どこで線を引くか(例: 水中か陸上か)
同じ生物の集まりでも、分類の結果が変わるのはどんなときか?
観点や基準を変えたとき
例: 「あしの数」で分けるか「生活場所」で分けるかで、同じなかまに入る生物が変わる。
よい分類の基準とは、どんなものか?
誰が見ても同じ判断になる基準
「大きいか小さいか」のようにあいまいな基準では、人によって結果が変わる。
「あしが 6 本か」のように、はっきり区別できるものがよい。