みならいノート

中学理科 2027年度版

化学変化と電池

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

学習指導要領 第 1 分野 (6) 化学変化とイオン ア (イ)「化学変化と電池」㋑。

0. どういう論点か

金属イオン で、亜鉛を硫酸銅水溶液に入れると、亜鉛から銅イオンへ電子が移ることを見ました。
この電子を導線を通して移らせれば、途中で電流として取り出せます。それが電池です。

中学で扱うのはダニエル電池です。

   電子 →→→ (導線)→→→
  亜鉛板(− 極)          銅板(+ 極)
  硫酸亜鉛水溶液 |セロハン| 硫酸銅水溶液
  Zn → Zn²⁺ + 2e⁻         Cu²⁺ + 2e⁻ → Cu
  (亜鉛板が溶ける)       (銅板に銅が付く)

陽イオンになりやすい金属のほうが − 極になります。

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 電池のしくみ

根拠: 学習指導要領 1-(6)-イ-㋑

電池(化学電池)とは、何エネルギーを何エネルギーに変える装置か?

化学エネルギー → 電気エネルギー

物質がもっている化学エネルギーを、化学変化によって電気として取り出す。

電池をつくるには、何が必要か?

電解質の水溶液と、種類の異なる 2 種類の金属

同じ種類の金属どうしでは電流は流れない。

2 種類の金属のうち、どちらが − 極になるか?

陽イオンになりやすいほう

なりやすい金属が電子を放出し、その電子が導線を通って他方へ流れる。

2. ダニエル電池

根拠: 学習指導要領 1-(6)-イ-㋑

ダニエル電池は、どんな組み合わせでできているか?

硫酸亜鉛水溶液に亜鉛板、硫酸銅水溶液に銅板を入れ、2 つの水溶液をセロハン(素焼きの板)で仕切ったもの

ダニエル電池で、− 極と + 極はそれぞれどちらか?

− 極=亜鉛板、+ 極=銅板

亜鉛のほうが陽イオンになりやすいため。

ダニエル電池の − 極(亜鉛板)で起こる反応は?板はどうなるか?

Zn → Zn²⁺ + 2e⁻

亜鉛が電子を失って亜鉛イオンになり溶け出すので、亜鉛板はうすく(細く)なる。

ダニエル電池の + 極(銅板)で起こる反応は?板はどうなるか?

Cu²⁺ + 2e⁻ → Cu

銅イオンが電子を受け取って銅になるので、銅板に銅が付着する。
硫酸銅水溶液の青色はうすくなる。

ダニエル電池で、電子と電流はそれぞれどちら向きに流れるか?

電子=亜鉛板 → 導線 → 銅板
電流=銅板 → 導線 → 亜鉛板(電子と逆向き)

セロハンの役割は何か?

2 つの水溶液がすぐに混ざらないようにしつつ、イオンを少しずつ通すこと

混ざると亜鉛板の上で直接銅が出てきてしまい、電子が導線を通らない。
イオンが通れないと、電流が続かない。

3. 身の回りの電池

根拠: 学習指導要領 1-(6)-イ-㋑

使いきりの電池と、充電してくり返し使える電池を、それぞれ何という?

使いきり=一次電池、充電できる=二次電池(蓄電池)

一次電池と二次電池の例を、それぞれ 2 つ挙げよ。

一次電池=マンガン乾電池・アルカリ乾電池
二次電池=リチウムイオン電池・鉛蓄電池・ニッケル水素電池

二次電池を充電するとき、何が起こっているか?

外から電流を流して、放電のときと逆向きの化学変化を起こしている

化学エネルギーを蓄え直している。

燃料電池とは、どんな化学変化を利用した電池か?

水素と酸素が結び付いて水ができる化学変化(2H₂ + O₂ → 2H₂O)

水の電気分解のちょうど逆。出てくるのが水だけなので、環境への影響が小さい。

このノートの 13 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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