データ構造
みならいノートで覚える(無料)
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
シラバス Ver.6.5 の小分類 36「データ構造」(大分類 7:基礎理論/中分類 14:アルゴリズムとプログラミング)。
2026-08-05 にシラバス本文と突合済み。
0. 何を押さえるか
用語は 5 つだけで、スタックとキューの違いが確実に出ます。
| 出る順 | たとえ | |
|---|---|---|
| スタック | 後入れ先出し(LIFO) | 積んだ本。上から取る |
| キュー | 先入れ先出し(FIFO) | レジの行列。並んだ順 |
スタックは「積む」、キューは「並ぶ」と覚えると取り違えません。
用途も対になっています——スタックは元に戻す操作(アンドゥ、ブラウザの戻る)、
キューは順番に処理する場面(印刷待ち、注文の処理)です。
1. 並べ方の基本
根拠: シラバス 7-14-36
リストとは? 配列と何が違うか?
リスト = データを順に並べ、各要素が次の要素の位置を持つ構造
| 挿入・削除 | 位置指定での取り出し | |
|---|---|---|
| 配列 | 遅い(後ろをずらす必要がある) | 速い(何番目かで直接届く) |
| リスト | 速い(つなぎ先を変えるだけ) | 遅い(先頭からたどる) |
得意が逆になっている。
スタックとキューの違いは?
| 取り出す順 | 操作の名前 | |
|---|---|---|
| スタック | 後に入れたものから(LIFO) | push / pop |
| キュー | 先に入れたものから(FIFO) | enqueue / dequeue |
スタックは積み上げ、キューは行列。
用途も対になる——スタックはアンドゥやブラウザの「戻る」、
キューは印刷待ちや注文処理。
スタックに 1, 2, 3 の順で入れ、2 回取り出すと何が出るか?
3, 2 の順
後入れ先出しなので、最後に入れた 3 が最初に出る。
(同じ操作をキューで行えば 1, 2 の順になる。)
2. 木構造
根拠: シラバス 7-14-36
木構造とは? 用語を挙げよ。
枝分かれしながら階層的にデータを並べた構造
| 用語 | 何か |
|---|---|
| 根(ルート) | 最上位の節点 |
| 節(ノード) | データを持つ点 |
| 葉(リーフ) | 子を持たない末端 |
フォルダの階層、組織図、HTML の構造などが木構造。
上下関係のあるデータを表すのに適している。
2 分木とは? 何に使われるか?
各節点が持つ子が最大 2 つの木構造
2 分探索木として使うと、
「左の子は自分より小さい、右の子は自分より大きい」という規則で並ぶため、
比べながら片側だけをたどれば目的の値に行き着く。
データ量が増えても探索の手間が急には増えないのが利点。