みならいノート

地学 2027年度版

宇宙の大規模構造

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このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。

根拠は高等学校学習指導要領(平成30年告示)「地学」の内容 (4) ア (ウ) ㋐「様々な銀河」。
内容の取扱いは「『銀河の分布』については、宇宙の大規模構造を扱うこと」を求めている。

0. どういう論点か

銀河は宇宙に均一にばらまかれているのではなく、集団をつくって階層的に分布しています。
スケールを小さいほうから順に押さえます。

階層 規模 例
銀河群 数十個、数百万光年 局所銀河群(銀河系・アンドロメダ銀河)
銀河団 数百〜数千個、1000 万光年規模 おとめ座銀河団
超銀河団 銀河団の集まり、1 億光年規模 おとめ座超銀河団
宇宙の大規模構造 数億光年規模 泡・フィラメントとボイド

引っかけの分かれ目は次の 3 つ。

1. 銀河の集団

根拠: 学習指導要領 地学-(4)-ア-(ウ)-㋐

局所銀河群とは?

銀河系・アンドロメダ銀河を中心とする、数十個の銀河の集団

直径は数百万光年ほど。

銀河群と銀河団の違いは?

銀河群は数十個程度、銀河団は数百〜数千個の銀河が集まったもの

銀河団のほうが規模が大きい。

もっとも近い大きな銀河団は?

おとめ座銀河団(約 6000 万光年)

局所銀河群はその引力を受けている。

超銀河団とは?

銀河団や銀河群がさらに集まった、1 億光年規模の構造

局所銀河群はおとめ座超銀河団に属する。

銀河団の中に、銀河のあいだを満たしているものは?

高温のガス(X 線で観測される)

数千万 K に達し、銀河団の質量の一部を占める。

銀河団の質量を、銀河の運動から求めると何が分かる?

見えている物質よりはるかに大きな質量が必要=暗黒物質の存在

1930 年代にツビッキーが指摘した。

2. 大規模構造とボイド

根拠: 学習指導要領 地学-(4)-ア-(ウ)-㋐

宇宙の大規模構造とは?

銀河がフィラメントやシート(膜)状に連なり、その間に銀河のほとんど無い空洞が広がる構造

泡の集まりのように見える。

ボイド(超空洞)とは?大きさは?

銀河がほとんど存在しない領域。直径 1 億光年規模

大規模構造の「泡の内側」にあたる。

大規模構造は、どうやって明らかになった?

多数の銀河の赤方偏移を測って距離を求め、3 次元の地図を作ったこと(赤方偏移サーベイ)

2 次元の写真では分からない。

大規模構造はどのようにできたと考えられている?

初期宇宙のわずかな密度のゆらぎが、重力によって成長したもの

濃いところがより濃く、薄いところがより薄くなった。

大規模構造の形成に暗黒物質が重要なのはなぜ?

暗黒物質が先に集まって重力の骨組みをつくり、そこへガスが落ち込んで銀河ができたから

ふつうの物質だけでは短時間で構造ができない。

宇宙を非常に大きなスケールで見ると、物質の分布はどうなる?

ほぼ均一(一様・等方)になる

大規模構造は、その均一さの中のゆらぎにあたる。

「宇宙は一様・等方」という仮定は、何に使われる?

宇宙全体の進化を扱うモデル(宇宙原理)の前提

だから特別な中心は無い。

このノートの 13 問を、暗記カードで復習できます

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答えを隠して出題し、忘れそうなころにもう一度出します。

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