名詞と冠詞
このノートの問いがそのまま復習カードになり、忘れかけたころに出題されます。
学習指導要領 小学校 エ(イ)b・c。
0. どういうまとまりか
指導要領は名詞の複数形や冠詞を、文法事項として名指ししていません。
それでも入れてあるのは、指導要領が文型を「主語+ be 動詞+名詞」「主語+動詞+名詞」と
書いているからです。名詞を置く以上、数と冠詞の形は必ず決まります。
日本語には無い決まりなので、書いた英文がここで崩れます。分かれ目は 2 つです。
| 決めること | 決まり方 | |
|---|---|---|
| 数 | 単数か複数か | 数えられる名詞は、2 つ以上なら必ず複数形 |
| 冠詞 | a / an / the / 無し | 相手がどれか分かるかで the を使うかが決まる |
引っかけの分かれ目は次の 3 つ。
- 数えられない名詞に a を付けない・複数形にしない(× a water / × three waters)
- a / an は「音」で決める(× a hour / ○ an hour)
- 1 つに決まるものには the(the sun / the door)
1. 複数形の作り方
根拠: 学習指導要領 小-エ-(イ)-c
基本は -s ですが、語尾の文字によって形が変わります。
There are three ____ at the bus stop.
バス停にバスが 3 台あります。
バス停にバスが 3 台あります。
buses
語尾の文字で決まる。基本は -s(books)。-s / -ch / -sh / -x / -o で終わる語は -es(buses / boxes)。子音字 + y は y を i に変えて -ies(city → cities)。母音字 + y はそのまま -s(boy → boys)。
Two ____ are playing in the park.
子どもが 2 人、公園で遊んでいます。
子どもが 2 人、公園で遊んでいます。
children
man → men、child → children、foot → feet。他に woman → women、tooth → teeth。形が変わるものは数が少ないので、出てきたところで覚える。
There are three ____ at the station.
駅にバスが 3 台あります。
駅にバスが 3 台あります。
buses
-s で終わる語なので -es を付ける。
I have three ____ and two dogs.
私には子どもが 3 人と犬が 2 匹います。
私には子どもが 3 人と犬が 2 匹います。
children
child の複数形は不規則で children。
2. 数えられない名詞
根拠: 学習指導要領 小-エ-(イ)-c
水・お金・音楽のように、形が決まっていないものやまとまりとして扱うものは数えません。
I don't have much ____ with me today.
今日はあまりお金を持っていません。
今日はあまりお金を持っていません。
money
数えられない名詞にはa / an と複数形の -s を付けない(× a money / × moneys)。water / money / music / information / homework など。
I drank two ____ milk this morning.
私は今朝、牛乳を 2 杯飲みました。
私は今朝、牛乳を 2 杯飲みました。
glasses of
単位を表す語を使う。a glass of water(コップ 1 杯の水)/ two pieces of paper(紙 2 枚)/ a cup of tea(カップ 1 杯の紅茶)。
I drink two ____ water every morning.
私は毎朝、コップ 2 杯の水を飲みます。
私は毎朝、コップ 2 杯の水を飲みます。
glasses of
数えるのは容器のほう。water は複数形にしない。
3. a と an の使い分け
根拠: 学習指導要領 小-エ-(イ)-b
つづりではなく音で決まります。
We waited for ____ hour at the station.
私たちは駅で 1 時間待ちました。
私たちは駅で 1 時間待ちました。
an
次に来る語の最初の「音」で決める。子音の音で始まる語は a(a book / a cat)、母音の音で始まる語は an(an apple / an hour)。hour は h を読まないので an、university は「ユ」で始まるので a。つづりの母音字ではなく音で判断する。
She ate ____ apple for breakfast.
彼女は朝食にりんごを 1 個食べました。
彼女は朝食にりんごを 1 個食べました。
an
apple は母音の音で始まるので an。
4. the を使うとき・冠詞を付けないとき
根拠: 学習指導要領 小-エ-(イ)-b
the は「どれのことか、相手にも分かっている」という印です。
I have a dog. ____ dog is white.
犬を飼っています。その犬は白いです。
犬を飼っています。その犬は白いです。
The
相手がどれか分かっているかどうか。a / an はいくつかあるうちの 1 つ(初めて話に出すとき)、the は話し手と聞き手のどちらにもどれか分かっているとき。2 回目からは the。
____ moon is very bright tonight.
今夜は月がとても明るいです。
今夜は月がとても明るいです。
The
1 つしか無いものには the。the sun / the moon / the earth。その場に 1 つに決まるものも the(Open the door.)。
Water ____ very important for our life.
水は私たちの生活にとってとても大切です。
水は私たちの生活にとってとても大切です。
is
「水というもの全般」を言うときは冠詞を付けない。
数えられない名詞は単数扱いなので動詞は is。